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イワタニ CB-ECO-SLIM:カセットコンロはプロパン代替なら常用でもかなり割安


(上のリンクは後継機種)

自宅のコンロ(ビルトインタイプ)はプロパンガスを使っていたのだが、基本料金が1800円以上もする。加えてガス使用料金は冬でも単位体積あたりの価格がかなり高くても1500円を超えることはない。月に2立方メーターも使っていない。そしてプロパンガスはコンロ以外使っていない。これはあまりにも割高だということで、IHクッキングヒーターに交換した。4万で3kwのものが購入でき、自分で交換したから電気工事費も含めて6万弱で済んでしまった。またガスコンロの廃棄費用は粗大ゴミ(500円)として捨てることができた。現在アンペア変更なし(40A)で使っているから間違いなくプロパンの基本料金分を浮かせている。

しかし、実際にIHを使ってみると、火力は効率が良くていいのだが、少し使っただけでも頭がクラクラしてきて、軽い酩酊状態になり、股間にもこれまで感じたことのないストレスがかかる。それで、電磁遮蔽をするための対策を行ったが、ほとんど効果なし。これはあまりにもひどい。

そのため急遽上のカセットコンロを購入した。IHの方は基本的にやかんに入れた水の湯沸かしだけに使って(内臓タイマーをセットしたら即座に遠くの部屋に逃げるのだ)、調理はカセットコンロで行っている。

これまでイワタニ純正のカセットボンベや他社製のも含め3本程度使ったが、1本で2週間程度は使える。つまりイワタニ純正の値段の高いボンベでも1本160円と仮定して月320円だ。無論ホームセンターなどで売っている他社製ボンベは3本で300円以下なのでもっと安い。
仮にIHを全く使わなくて一週間に1本使ったとしても純正ボンベでも月640円だ。これは私がプロパンを使っていた時の基本料金を除いた夏場の月額料金より少し安い。冬場は月1000円程度だった。だからプロパンを使っている時は基本料金を含めると大して使っていないくてもいつも月額3000円前後払っていたのだ。基本的に湯沸かし(やかん満杯の水で6~7分)、フライパンで数分の炒め物、麺を2~5分程度煮る、圧力鍋(3分~10分)程度の使用だ。

もし、自宅のコンロがプロパンで、かつそれしかプロパンを使っていない家なら、カセットコンロに変えてしまった方が遙かに燃料コストが安くなる可能性がある。一人暮らしか夫婦二人程度の家族ならカセットコンロ1つか2つで十分事足りると思う。煮込み料理を頻繁にしない限り頻繁にボンベを取り替えることも無いと思う。

まず、基本料金がないというのが大きい。基本料金の高さから各種サービスを解約する人はこれから更に多くなるだろう。
そしてカセットボンベは常に小売りの市場価格に晒されているから高くなりにくい。カセットコンロは冬場の鍋だけに使う人が多いから冬場以外のシーズンは在庫がだぶついて安くなりやすい。海外からの調達コストをすぐに値段に反映するガス会社とは違う力学がカセットボンベの価格形成にかかっている。イワタニ純正と同等の品質だと思われるニチネンのボンベも3本280円台で購入できた。

上のコンロは火力は3.5kw相当とIHと比べて数値上では高いが、IHの方が効率がいいので実感としてはIHの方が上のように思える。でも、健康被害があってはたまらない。3kwと言ったら、第一級アマチュア無線技師が使用できる最大空中線電力の3倍だ。1kwの無線設備は役人が自宅に来て直接設備を確認するほどのものだ。一方IHはその3倍の電力を持つ電磁波を室内でシールド無しで人のすぐ近くで放出しているのだ。
それでもIHはこれからも使うが、せいぜい湯沸かしか、タイマー調理可能な調理法だけで1日1回程度だ。

カセットコンロの問題点として、冬場室内の温度が寒くて事実上使えないという問題がある。もちろん暖房を使えばいいのだが、調理だけのために暖房を使うのはもったいないので、ボンベを予めこたつか、寝床で暖めるしかないだろう。または、暖房の使っている部屋で火を入れて、調理場に移動する手もある。もちろん、お勧めできる方法ではない。

追記11/13:朝エアコン計測で室温が9度になっていたが点火はした。ボンベはTOHO製だ。しかし、火力が非常に弱くなる。最大出力でも弱火のような火になってしまう。やはり寒いときは暖房は必要だ。しかし暖房はせず太陽光に当たる部屋に持ち込んで9時ごろ再度使ったら、火力が元どおり強力になった。

追記 11/29:外気温が4度前後で室内は暖房なしで10度前後。しかし、ボンベはコンロに装着したままコタツの中で予め暖めておくと、冷たい室内でも火力が強力なままだ。

追記 12/17:雪が降るような気温でもボンベはコンロに装着したままコタツの中で予め暖めておけば室内が10度以下でもまったく問題なく使える。火力も強力。基本料金が無いから都市ガスと比べてもかなり安上がりだ。ちなみに東京ガスの基本料金は1000円程度だが、ウチの近くで購入できるカセットボンベは今3本245円だ。湯沸しやタイマー調理だけIHを使っているが、それを全部カセットボンベに置き換えたとしても、月12本(980円)使うなんてまったく考えられない。せいぜい4本ぐらいだろう(私は一人暮らしだ)。ガスはコンロだけ使っている家庭ならかなりのランニングコストを抑えられる。

追記 2015年 12/8:
カセットコンロのボンベを覆うカバーを半開きにすることで冬場でも火力が夏場と変わらない事を確認した。半開きにすることで、炎からの熱が直接ボンベに伝わり、ボンベ内で液体燃料が気化する際に生じるボンベの冷却作用を和らげたのだろう。脇にダンベルを置いて半開きにしている。熱をよりボンベに行き渡らせるような開き方にするのがコツだ。今年は暖冬だから雪の降るような日はどうなるか不明だが、この文章を書いている日の朝の外気温は5度だった。

カセットコンロは純正のボンベを使うようにという説明書きが必ずあるが、事実上どのボンベでも使える。
サンのカセットボンベは燃料が残っているにもかかわらず着火できないことが何度もあり、いったん外してシェイクすれば使えるようになった。ニチネンのカセットボンベはイワタニ純正と同様そのようなことはなかった。冬場は特にその差が出やすいと思うので、冬場は純正かニチネン製の方がいいかもしれない。


こちらもエコバナー使用で3.5kw相当の火力。スリムじゃない(高さがある)から若干安い。


ニチネンのカセットボンベ48本。ネットだと3本で送料無料のものが見つからないので割高になるが、48本なら送料無料になり1本あたりの値段はホームセンター並みの値段になるが、置き場所に困るだろう。

ホンダの耕耘機や非常用発電機用推奨ボンベ。無論コンロでも使用可。近くのホームセンターでは3本270円代と、カセットボンベに限ればネット販売より近くの店で買った方が遙かに安いし、大量に買い込む必要もない。