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TOSHIBA VC-C3(TORNEO mini) :軽くて小気味良い掃除機

幾度と無く批判していたシャープの掃除機EC-PX120がここ数ヶ月、使用中キュルキュル苦しそうな音を出し始めパワーブラシが回らなくなり仕方なく取り払って掃除をしたら今度はえらくヘッドが重たくなり、キュルキュル音も酷くなったからもうだめだと思い、急遽選定して購入したのが東芝のトルネオ・ミニと言う名称の掃除機だ。

手元スイッチ部分の取っ手の形状のこだわり

今回買った掃除機もそうだが、他社メーカーもEC-PX120を真似た掃除機をハイエンドからローエンドまでラインナップしている。相当EC-PX120は売れたのだろう。筆者がこの掃除機を買った最大の理由が、軽さだった。しかし、本体が軽くても伸縮パイプとブラシ部分が重くては本体が軽いだけで非常に疲れる。正確には、掃除をするときに常に握っている取っ手だけで簡単にパイプとブラシ部分を上の方に引き上げられないのだ。これは、取っ手部分の形状が大きく影響する。私は伸縮パイプを全部伸ばしているから余計重たく感じるのだ。両手でパイプを引き上げればいいじゃないかと思うかもしれないが、狭い室内で色んなモノをどけながら掃除しているので、片手でブラシを引き上げる必要性がどうしても出てくるのだ。

脱線するが、この部分の私のこだわりはコードレス掃除機にもいえる重要なポイントだ。店頭でダイソンのコードレス掃除機を持って試したが、全く重たくて話にならなかった。

EC-PX120を買うまでは三菱のTC-DD8Jという掃除機を使っていた。この掃除機は既に処分してしまったが、取扱説明書だけは残っている。この三菱の掃除機は片手で比較的楽にブラシを引き上げる事が出来た。筆者のこのときの記憶とこの掃除機の取扱説明書から、なぜこの取っ手部分が比較的楽にブラシを引き上げられたかを考察すると、

取っ手を握ったとき、手のひらにブラシとパイプの荷重の大半が乗り、前腕の筋肉を余り使わずに済む
つまり手のひらに当たっている取っ手がパイプとほぼ直角を成している。
TC-DD8Jの取扱説明書のイラスト見ると、とてもそんな形状をしていないが、私はイラストのような持ち方でブラシを引き上げていない。ブラシから一番離れた大きく湾曲した部分に手のひらを当てていたのだ。三菱の設計者は意図してなかったと思うがたまたまこの部分に手のひらを当てると楽に引き上げる事が出来たのだ。

三菱掃除機電源操作部分取っ手

三菱掃除機電源操作部分取っ手

今回東芝のトルネオ・ミニの取っ手はまさに私のこの要求に応えた取っ手であると思って購入にいたった。しかし実際に使ってみると、酷いEC-PX120と余り変わらなかった。その理由は後で説明する。

シャープの掃除機は本体に差し込むホース差込口のホースが回らない問題がある

シャープの掃除機はなぜか本体に差し込むホース差込口のホースが回らない。言葉だけでは分からないと思うが、実際に使ってみるとこの問題は非常に大きい。使っているうちにホースがよじれてきて簡単に掃除機本体が転倒するのだ。転倒しないまでもホースがよじれてきて本当にわずらわしくなる。加えてホース自体が比較的硬いので、その欠点が更に強調されてしまうのだ。

なぜシャープの掃除機は他社が当たり前のように搭載しているこの機能を搭載せず放置しているのか全く理解できない。だからこの問題がある限りシャープの掃除機を今後購入する事は無い。

その他のシャープ掃除機EC-PX120の問題点

1:電源コードが硬い。コードは基本的に軟らかい方がいい。USBやLANのケーブルを扱った事がある人ならこれはすぐに分かるはず。

2:電源コード巻き取りボタンを押してもコードが収納してくれない事がしばしば。だから、いったん勢いよくコードを伸ばして中のコンデンサに充電させて再度ボタンを押すこともしょっちゅうだった。

3:掃除をし始めるときや掃除機を収納するとき、掃除機をスタンド収納の状態ままで移動する際、ホースを本体に装着する差込口を片手で持つと、重心が差込口からかなり離れているので、前方に倒れるような形になって腕に負担がかかり、かつ本体に引っ掛けているパイプが外れやすくなるから、片手で持って移動するのは心もとなくなる。トルネオ・ミニはその点、重心が手で掴んでいる本体差込口付近であり総重量も軽いので楽だ。

3:シャープの掃除機はホース差込口のホースが回らないという問題を指摘したが、EC-PX120は手元スイッチ付近のホースは逆に非常に楽に回るので、それが仇になって収納する際、パスタを食べるときホークで麺を巻くようにホースを収納する事が出来ない。すぐにほどけてだらんと広がってしまう。これはホースが硬いのも影響している。前述のスタンド収納時の移動の際もホースが硬いのが悪さして運びにくくなる。

4:本体取っ手が電源ケーブルに絡みやすい。そのためにケーブルがスパゲッティ状態になりやすい。常にケーブルをどのように這わして掃除しなくてはならないか考慮する必要があった。電源ケーブル自体も硬いのに余計煩わしい。

トルネオミニの使い勝手

とにかく、EC-PX120は本体が本体軽いだけが取り柄で、とにかく煩わしい事が満載の掃除機だ。人間工学的には最悪の出来と言って良い。おまけにすぐに壊れてしまうのでは散々な掃除機だった。2011年に製造の商品だったのだ。しかし、この掃除機は今の掃除機のトレンドを作った掃除機であり、これまでダサいデザインだった日本の掃除機が異様にファッショナブルになってしまった。

このEC-PX120をかなり意識したと思われるトルネオ・ミニはEC-PX120より本体は更に軽い2.3kgで更にコンパクトだ。下のEC-PX120との比較写真を見ればその小ささがわかると思う。コンパクトと思っていたEC-PX120はまるででかいコガネムシのようだ。トルネオミニはデザインはえらいおしゃれで塗装も美しいし、レッドとピンクしかないから白物家電とはいえない代物になってしまった。

ECPX120とVC3の大きさ比較

VC-C3とEC-PX120との大きさ比較

後輪が隠れているのは使いやすさと美しさの両方に貢献している。以前の掃除機は後輪がむき出しになって、車輪がゴムを使っていると特に家具にぶつかったとき、引っかかりやすくなる。東芝の以前の掃除機もそうだった。だから車輪は本体からはみ出さないタイプがほとんどになった。
ビールジョッキもしくは巨大なマグカップみたいなダストカップの取っ手がむき出しなので引っかかるのではと少し心配したが、問題は無かった。

エコモードもシャープの掃除機がその走りだったと思うが、今では各社それが基本のモードになっている。EC-PX120はエコモード、つまり自動パワーコントロールはタイムラグが数秒程度あるので、この点でも煩わしいと感じていた。また、して欲しくないときに電源が切れたりするからなおさらだ。それからブラシを床につけてONになるまでまた何秒か待たされる。

トルネオ・ミニはその点、俊敏に反応して気持ちが良い。ただ、パワーコントロールの幅が比較的大きく変動しないので低消費電力には貢献していないと思われるが、使い勝手は逆に良くなっている。EC-PX120は吸い込みの力がありすぎるので、脱衣所にある軽いマットを強く吸い込んでしまい煩わしかったが、トルネオ・ミニはそのような事は無かった。

集じん容量が0.25リットルと言うのは正直言って少なすぎる。これはEC-PX120と同じで、東芝のサイクロン方式の上位モデルでも同じ。何でここを真似たのか不明だ。EC-PX120の場合、掃除をするとき2回ゴミ捨てを行っていた。ゴミが多くなると回転しなくてサイクロンでなくなってしまうからだ。
トルネオミニは今回1回だけいつも行う部屋の掃除をした限りでは、最後までゴミが回転しておりゴミ捨ては1回で済んだ。まあ、ホコリが舞う冬場はどうなるか分からないが。

ダストカップのメンテナンス性はよさそうだ。全部水洗いができる。とはいえサイクロン式は集合住宅には向かないのではと思う。

掃除機は実際に店頭で気に入ったものを購入しようと思っていたが、トルネオミニを買う前に何度か見に行ってたがこの商品に出会う事は無かった(と思う)。それに掃除機は毎週使うし外も暑いしわざわざ何十キロも離れた家電量販店に行くのは面倒だったので急遽ネットで調べて決めてしまったのだが、とりあえず今回は失敗しなかった商品だったと思っている。あとは耐久性だ。

どうせまたすぐに壊れるだろうと思ったのもこの商品を購入した理由だ。どうも最近の日本製掃除機は壊れやすいのが多い。
東芝の掃除機も、2005年ごろまでか、ボタンを押してゴミを圧縮するという今から思い出せばえらいダサい掃除機を使っていたが、それもしょうもないところで壊れて処分した。だから同じ東芝製だからまたしょうも無いところで壊れるかもしれないという事が頭によぎったから比較的安いこの商品を選んだのだ。
掃除機はプリンタ同様満足な商品に当たった事が無い。

最後にトルネオミニの欠点

1:隙間ノズルが使っていないときに本体に取り付けられない

まあ、長細くなく先端部分しかないので、掃除中は服やズボンのポケットに入れとけばいいのだろうが、本体上部に取り付けられれば良かった。多分デザインを優先したのだろう。EC-PX120もそういう部分があって、電源コードの収納ボタンの位置が分かりづらくまた押しづらい。しかし、重量増で腕に負担になる伸縮パイプにつけなかったのは良かった。EC-PX120は隙間ノズルが伸縮パイプに付いていて、掃除の最中よく外れたからこの点でも非常に煩わしい掃除機だった。

2:動作音が少々うるさい

高音の成分が入っており、耳障りだ。夜の集合住宅での掃除はしない方がいい。

3:やはり電源操作部分の取っ手の位置、形状が気に入らない。

これは店頭で何度も色んな掃除機で確認して、以前使っていた三菱の掃除機の様に軽いのはないなと思っていたし、仕方ないのかもしれないが、少しの形状変更でずっと楽になるはずだと思っているので悔しさが残る。
もっとも以前使っていた三菱の掃除機はパワーブラシではなかったのでもともと軽かったからから好印象を持っていたのかもしれない。

トルネオ・ミニ(加えて他の東芝製掃除機)の電源操作部分の取っ手は。伸縮パイプと取っ手の成す角度が180度から大きくはなれており、手にしたとき、より床面に近づくよう下に垂れているため、片手で取り付けられた先端のパワーブラシを持ち上げる際、より前腕を動かす必要がある。

トルネオ・ミニ(VC-C3)の電源操作部分の取っ手とホース

トルネオ・ミニ(VC-C3)の電源操作部分の取っ手とホース

三菱の掃除機の場合、最新モデルでも見た限り基本的に自分が以前使っていたものと同じ形状をしており、取っ手とパイプの成す角度が180度近くで、ホースとブラシの重量をかなりの割合で手のひらに集中する事が出来、前腕の負担が少なくなる。

そこで上の写真を適当に切り貼りして要望する電源操作部分の取っ手形状を作った。以下のようなものだ。
new_hose
これなら片手でパイプとパワーブラシを楽に引き上げられやすいだろう。
(ホースに近い鋭角部分の取っ手に手のひらを当てれば三菱の掃除機の様に楽に引き上げられると思うが、実際に試す事が出来ないので断定は出来ない。その持ち方を考慮すれば取っ手はパイプと直線状になっても、ホースは現状のまま角度をある程度付けた方が手を入れるスペースが出来ていいかもしれない)
自分の身長よりはるかに高い部分の掃除も楽になるはずだ。本体側ホース部分を取っ手後方に直角に取り付けた理由は、取っ手部分が、より支点に近づかせさせるためであり、この部分にコードレス掃除機のモータがあるならよりその効果が増してより楽に上方に引き上げる事ができると思うし、床面の掃除もブラシとパイプの重量が重いモータ部分の重量をいくらか相殺してくれるので楽になるはずである(それが度を越すとブラシが床にちゃんと着かなくなるが)。赤の矢印部分だけ90度自由に曲げられた方がいいと思った。

ただ、普通に床掃除している際は人差し指と親指部分に力がかかって、使いづらくなるかもしれない。自走式ブラシなら問題ないかもしれないが。


(トルネオ・ミニは2タイプある。上はパワーブラシの無いタイプだ。型番はVC-C3Aで非常に紛らわしいので注意)