参考文献「地球外知的生命プレアデスとのコンタクト」(徳間書店)
[0]
P.271
プレアデス/プレヤール人はいわゆる<ビッグバン>から計算して実際には46兆5000億年たっているという。

P.274 地球以外の出自を持つ人間
地球上には地球人、つまり地球に起源を有する人間だけでなく、地球以外にその出自を持つ人間もいる。それらの人間の故郷は、限りないほど遠い宇宙にあり、彼らは時空を異にするリラとヴェガ星からやってきた。昔の宇宙飛行士の末裔で、プレアデス/プレヤール人もその直系の子孫である。またこの様な早期における地球への移住者の中にはシリウス星から来た人間もいる。
 
中略

[2]今日、地球上に住むシリウス人、マローナ人、リラ人、ヴェガ人などすべてのプレアデス/プレヤール系民族の末裔は、太古においてヘーノクが120億年ほど前に最初の創出を行い、民族を形成した時に発生したものである。

中略
P.281
[4]
既に2200万年以前に、古代リラ人が初めて地球を訪れたが、そこにはさまざまな人種が存在していた。リラ-ヴェガ系には例えば小人、リーゼン、ティタン、ギガンティス、そして地球人のような普通の人種など、非常に多くの人種が住んでおり、皮膚の色もまた解剖学上の差も顕著である。最初に地球に住んだ古代のリラ-ヴェガ人も白色、褐色、赤色のの人種であった。彼らの地球上での生活はしかし長続きしなかった。
 当時の生活条件はまだかなり人間には厳しく、荒れ果てていたため彼らはやがて地球を後にした。だが彼らは、かつての友好的なシリウス人が遺伝子操作された人種をそうしたように、自分たちの人種のうち、罪を犯した者たちを地球に島流しにした。そういう訳で地球は再び、一時流刑地となったが、リラ人の罪人たちは地球に既に流刑人として住んでいた者たちと混血した。その結果、リラ人の流刑人たちはやがて退廃していった。何故なら、古代リラ人やシリウス領域から来た者たちがしたのと同じように、罪人たちに技術、文化その他の援助は何も与えないように規定で定められていたからである。

中略
P.283
[9]
プレアデス/プレヤール人は、地球が地球が知的生命の植民地になった経緯についてまた別の説明をしたが、それは670万年以前にさかのぼる。報告によればそのころ、最初の黄色人種の祖先の先駆けが地球に住み着き、彼らもリラ-ヴェガ系から到来したという事であった。 中略 しかし、その頃の彼らの体質と順応性は余りにも退化、柔弱化していたため抵抗力が全く衰えており、670万年前の地球の荒涼とした環境はこの分裂民族を全滅させた。

P.285 宇宙からやってきた様々な移住民族

ヘーノク系で地球へやってきた住み着いた最初の3民族は、赤色、褐色及び白色人種であったは、彼らは普通の体格をしており、平均身長は約170センチメートルであったという。これらの民族は当時遠く離れた恒星系に住んでいたが、2200万年以上前に暗黒の迷走惑星のために危険にさらされた。いくつかの宇宙は子の迷走惑星が突入して再び通り過ぎるときに破壊され、そのためそれは破壊者と呼ばれた。

中略
[24]
今から2万1000年前、あらためて地球が知的生命が地球にやってきたが、それは最後に移住した民族の更に遠い子孫であった。しかしながら、この民族は我々の時空構造でなく、リラ-ヴェガ系の異なる時空層にある異郷に世界に住み、そこには太古の昔から古代リラ人やヴェガ人が定住していたところであった。
地球に新しく移住してきたこの民族は小人族であった。その大きな一族がサヌラ湖のほとりに住み着いて生活していたが、その高原の湖を深い谷から囲っていた自然の西岸堤防にひびが入り、堤防の決壊によって何もかも押し流され40センチメートル程の小人が住んでいた岸は崩れてしまった。
中略
後から地球にやってきた人種はみんな皮膚の色がたいへん黒く、彼らは今日アフリカ大陸として知られている所に住み着いた。そこからさらにオーストラリア、ニュージーランドその他の場所へ広がっていった。

 地球の一番新しい住人は黄色人種で、その直接の系統は中国人と日本人である。彼らは今日の中国と日本がある惑星の極東部に住み着いた。さらに人種混合によってそこから多くの亜種が生まれたが、これは白色、赤色、褐色人種でも同じであった。
中略
[8]
黄色人種は宇宙の一時代前、正確に言うと2万5984年前(1996年から)に地球にやってきた。彼らは、リラ系宇宙のラサン惑星に隣接するニッサン惑星から移住してきた。彼らは銀河系の向こうの端(原注:銀河系太陽の向こうの側)にある、ニッサン太陽系のクードラ惑星に住んでいた民族の遠い子孫で、240万年前ほどにリラ系宇宙のニッサン惑星に移民したものである。かれらの移住の理由は異常な人口過剰であった。

P.288 アダムとエヴァ
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ムーとアトランティスの出来事のおよそ2000年前、古代リラ民族の末裔が再び地球を訪れた。彼らの祖先は2200万年前と38万9000年前に既に地球に来て住み着き、活動したことがある。彼らはまた青い惑星に住み着き、再び堕落した地球人類と交わり、新しい血を混ぜることによってすべての面からの彼らの遺伝情報に適った新しい人種を生み出した。ここでもまた遺伝子操作が行われた。
 この結合を通じて三つの異なった人類が生まれたが、それは純粋の白色、赤色、そして褐色人種であり、その後の混血を通じてさらに種類が増え、様々な特徴と色のニュアンスを呈するようになった。生殖による組み合わせと遺伝子操作を通じて、ここに現在地球に住む人類の祖が3人生まれたわけである。
その名も最初の人類を意味するアダムの父はセミヤーザ(会見記ではセムヤーサ)といい、全人種と全民族を見張り、あらゆる面で秩序を保つように取り計らう役目を負った、最高の監督であった。アダムは、今日の白色人種の祖であり、エデンの園または楽園と呼ばれる、正義の園でセミヤーザによって創られた。この庭園はギルガメッシュ応でも知られる、古代都市ウルク近郊の二大河川(イラクのチグリスとユーフラテス)の地にある。
同じような生殖行為によって均整のとれた女性の生物体、エヴァ、即ち「産む者」が誕生した。後にセミヤーザの指令にとってアダムとエヴァの肉体的結合荷が行われ、最初の男児が生まれた。その後さらに子供たちが生まれたが、そのうち一人の息子を除いて、古くから続く他の部族の女性や男性と結ばれ子孫をもうけた。このようにして時が経つにつれ、今日の白人種が増えていった。
 遺伝子操作された人種の交わりは、褐色人種の祖である最初の父レドンを生んだアサセルによって行われた。赤色人種の最初の父としてテト・エルがサルタエルより生まれたが、ここでも遺伝子操作が行われた。アサセルもサルタエルも監督の一族に属するものであった。
中略
P.291
ちなみにアダムは地球上の最初の人間ではなく、地球外知的生命が約1万3500年前に、差し当たり最後の地球移住をした時に初めて創出した人間である。


P.400 原初の人類系譜(注:日本人、中国人の地球移住までの大雑把な説明)
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平和戦闘部隊による平和的な戦闘の後に行われた大々的な補償活動が終わり、全ての民族と惑星に平和が甦った後、ヘーノクの原住種族は2つの系統に分裂した。1つの系統は遠くリラ(琴座)領域まで行き、そこからわずかの差を持つ時空層に住み着いた。しかしそこに行きつくまでには別の恒星系の、いくつかの異なった領域に数十億年住み、その結果、再び敵対行為が起こった。そのため再び宇宙における民族移動が行われ、彼らは私たちの時空層とほんの微小の差を持つ別の時空層にたどり着いたのである。
今日でもリラ領域、古代リラ人について語られるのは、この領域がリラ星座に位置していたためである。しかし彼らはその後、一部は探検のため、一部は亡命して再度私たちの時空層に戻ってきたが、続いて周知のような働きをするために再び地球にやってきた。
 根も系統は今日もまだ自分たちの元来の出生について、全ての知識を持っており、プレアデス人またはプレヤール人もこの系統の出である。彼らは自分たちの事を、星団と同じ名前で呼ぶ。その星団は私たちの時空層よりわずかにずれた別の時空連続体にあるプレアデスの彼方に位置する。

原住種族ヘーノクから120億年前に分裂した第2の系統は、リラグループとは全く別の道をたどった。この系統も他の恒星系に移住したが、その後すべに70億年前に自分たちの本来の出生についての知識を失ってしまったため、今日ではその点について何も知らず、彼らの年代記作者や歴史家などが事実とはほとんど無関係な新しい出生伝説を作り上げた。

中略
[7]
彼らはシリウス領域(原注:私たちと異なった時空層)に広がり、ますます進化を重ね、新しい生命を創造する能力さえも身につけた。自分たちが戦闘能力を失ったため、遺伝子操作をして、戦闘能力を持った新しい人間を作り、それを使ってしばしば現れる侵略者から身を守った。この新しい人種は遺伝子操作の介入によって生命形態となったもので、退化に近い野蛮な特色や、冷酷さを持っていた。しかしその寿命は100歳と、極めて限られたものであった。その理由は彼らが生みの親と支配者に対して反乱を起こすかもしれないという、最も恐れと用心のせいであった。その恐れは現実のものとなり、そのため遺伝子操作された人種を例え撲滅させても再び制御できるように新しい道を探した。そして、彼らを作り出した生みの親、即ち支配者の方が遺伝子操作された者よりは優勢であったため、彼らは逃げるよりほかに道がなかった。

そこで彼らは、シリウス領域の協力者の助けを借りて逃げることができたが、そのうち協力者も同じく秘密裏に彼らを利用しようと企んだ。そのため遺伝子操作された2つの大きな民族はシリウス領域から脱出し、太陽の彼方に住み着いた。即ち彼らは銀河系中心太陽の彼方、非常に遠く離れた太陽系あるいは惑星に住み着き、そのうちにそこで古代リラ系の宇宙飛行士に発見された。その後、リラ領域をに移民した彼らは、地球歴から見るとずっと先になって、地球に渡来し、現在の中国や日本に定着し、中国と日本の民族を形作った。それがさらにさまざまな新しい系統、人種を作った。

残りの遺伝子操作された民族は、シリウス領域からゾル太陽系(我々の太陽系)にたどり着いた。そこには地球上に反乱を起こした数千人の遺伝子操作された者たちが、刑罰のため様々な場所に流刑されていた。一方多種多様な民族や人種は、火星とマローナもしくはフェートン惑星に新しい居住地を見つけ、そこに都市やピラミッド、基地などを作り快適な暮らしをしていたが、火星が宇宙の異変のために住めなくなったので、そこを離れなければならなくなった。それははるか昔の事であったが、その後彼らは地球に住み着き、時が経つにつれた地球人となっていった。
それらの人々の本来の出生地はシリウス惑星、または同領域であるが、火星にはピラミッドや巨大な文化遺産が残されている。また火星には基地も残っており、火星が生息不能になった後も長い間その機能を維持していたが、ついに放棄されてしまった。そしてこれらのすべての物は、いつの日か遺伝子操作された地球人に発見され、一部はまた利用されることになるであろう。

一方、マローナ/フェートン惑星は遺伝子操作された、かつてのシリウス領域の住民による内乱のために破壊され、巨大な火山の、地下または海底にあるマグマ層に川水か海水を流れ込ませて爆破されてしまった。かつての惑星の残骸からなる小惑星帯は、現在の位置にあったのではなく、現在火星が公転している位置にあった。即ち火星は現在の小惑星帯の位置にあったのである。「破壊者」も一役買っていたこの巨大な変動によってこの位置転換が起こったのである。

銀河系の彼方の、黄色の2人種が定着した場所、または惑星と太陽系の火星、地球そしてマローナ/フェートンは事実上、遺伝子操作された者たちの隠れ場所であった。選ばれたこの場所は、過去の長い間、生みの親であり支配者でもある者たちに秘密にされていた。もしこの逃亡者の居場所が知れたなら、彼らを全滅させるために討伐部隊が派遣されたことだろう。この危険は今日でもまだ去っていない。