BatttenX & X Button Maker ユーザーズガイド
出力する文字または起動するファイル
直接入力
キーボードから直接入力します。3文字以上の文字を入力できます。
実際に使用するウィンドウ上でもキーボード入力することも出来ます。その際は、そのウィンドウをアクティブにしてから入力してください。キー入力情報はどのウィンドウ上でも設定ダイアログに取り込まれます。
入力確定後、マウスを使って「次へ」ボタンを押してください。
初期状態にする
アプリケーション専用のボタン定義において、変更するキーをそのまま出力します。マウスジェスチャーの定義の時はBattenXもしくはX Button Makerが常駐していないときの操作と同一になります。
これは「アプリケーション共通」で定義されたボタン定義を、指定したアプリケーションでは無効にするために使用します。
特殊ショートカットキーの入力
直接入力だとWindowsが反応してしまうショートカットキーや、押しづらい複数ストロークキー(複数のキーを同時に押す)を指定するとき、キーボードからそれらのキーを1つずつ入力します。
入力確定後、マウスを使って「次へ」ボタンを押してください。
一文字削除
直接入力、特殊ショートカットキーの入力において、最後に入力した文字を1つ削除します。
テスト
直接入力、特殊ショートカットキーで入力されたキーを実際の使用するウィンドウ上で実行させて、うまく動作するかどうかテストします。
注意:テスト実行のプログラムは常駐プログラムの本体とは別なので、このテスト実行で動作したとしても、実使用で100%動作保証できません。また、CPUの負荷が高いときは失敗する可能性が高くなりますので、ウィンドウが切り替わるキー出力を設定しているときは遅延時間を長めにとってください。
アプリケーション名もしくはドキュメント名
オープンするファイルもしくは起動する実行ファイル名を指定します。ショートカットやWebサイトも指定できます。うまくいかないときは、ダブルクォーテーションマーク(")で囲ってください。(フォルダ名にスペースが入っているときは必ず行ってください。)また、パスが通っていない実行ファイルはフルパスで指定してください。
特殊オプション (BattenX Ver3.03以上もしくはX Button Maker Proのみ)
/Batten:/という文字列を追加することで、アプリケーションにある文字列をクリップボードを通して起動アプリケーションの起動オプションにする事が出来ます。
例1:現在アクティブになっているウィンドウ上で、選択中の文字列をクリップボードにコピーし、notepad.exe(メモ帳) の起動ファイル名にします。
"notepad.exe" /Batten:CP/
例2:現在アクティブになっているウィンドウ上で、選択中の文字列をクリップボードにコピーし検索サイトで検索します。
https://www.google.com/search?q=/Batten:CP8/
https://www.bing.com/search?q=/Batten:CP8/
MSDNでAPIを調べたいとき
"https://www.google.com/search?q=MSDN /Batten:CP8/" (スペースが入るときは必ずダブルクォーテーションマークで区切ってください)
/Batten:の後に続く文字の意味
C:アクティブなウィンドウ上でCTRL+Cを送出します。
P:クリップボードにあるテキスト情報を取り込みます。8:UTF-8形式に変換して検索サイトで使用できる形式に変換します(例:日本=>%E6%97%A5%E6%9C%AC)
K [1文字,1文字,,,]:クリップボードにテキスト情報をコピーするために、アクティブウィンドウ上でクリップボードにコピーするためのショートカットキーを出力します。キー定義をカスタマイズされたアプリケーション(例えばテキストエディタなど)用。
例: /Batten:CP/ はそれぞれ以下の2つの定義と同じ意味を持ちます
/Batten:KP Ctrl,C/
/Batten:KP 0x11,0x43/
Kを指定した場合の注意:
最後に指定された文字(C P 8 K P)のいずれかの後にスペースを1つ入れること。
文字は英数字を直接指定ができる。1文字ずつカンマで区切ること
修飾キーは Ctrl Shift Alt Winが指定可能。これらのキーの後、英数字が指定されていると2ストロークキー(もしくは3ストロークキー以上)とみなす。
"0x"の後は、文字コードを16進数で表現します。ASCIIコード表もしくは仮想キーコード表を参照してください。
C P 8 K Pの指定の順番は順不同で構いませんが、CとKは一緒に指定しないでください(と言うより、CはKで表現できるので論理的に一緒に指定することはないのですが)。また、これらのオプションの最後には必ずスラッシュ"/"を入れてください。
出力文字列
漢字などの文字列を出力したいときに入力してください。この入力項目ではショートカットキーは入力できません。テキスト入力ウィンドウ上でのみの出力を想定しています。