Fasie2
Fasie2とは、WindowsのエクスプローラやWindows全体の操作性を向上させるユーティリティです。
(32bit版WindowsXP/2000専用です)
主な特徴
フォルダごとに表示形態(ウィンドウのサイズやソート方法)を指定できます。ファイルダイアログの表示形態も指定できます。Fasie(フリーソフト)に比較して、無制限に設定が可能で、詳細表示の項目の並びや幅も指定できます。WindowsXP上ではグループ表示、並べて表示も指定できます。
エクスプローラやデスクトップ、ファイルダイアログ上で「お気に入りメニュー」(Fasieでいうフォルダ変更メニュー)が使えます。これはフォルダ以外にもファイルを起動することが出来るため一種のプログラムランチャーとして使用可能です。
お気に入りメニュー(セパレータ、カスケード、履歴フォルダは自由に配置可能)
エクスプローラ、デスクトップ、ファイルダイアログ上でマウスジェスチャーが使用可能になります。
マウスジェスチャーが発行するコマンドは、基本的にエクスプローラ上で使用できるものに限定されます。
ダイアログボックスのフォントを変更できます。ダイアログボックスは開発者が指定したフォントサイズに縛られるため、最近の高解像度環境では非常に小さく見にくくなっています。(加えてプロパティシートは9ポイント固定です)それを改善することが出来ます。
フォントを変えた一例。(FFFTPのオプションダイアログ) あくまでこのようなことが出来ることを示しただけで実際はMS UI Gothicがよいでしょう。
Fasie,Fasie2機能比較
機能 |
Fasie(フリーソフト) |
Fasie2 |
|
エクスプローラの表示設定 | ○ | ○ | |
フォルダごとの表示設定数 | 20 | 実質無制限 | |
詳細表示の幅、表示順序指定 | × | ○ | |
グループ表示の制御 | × | ○ | |
デフォルト以外のファイル選択方法 | チェックボックス |
チェックボックス、ホットトラック選択 全列選択(詳細表示時) |
|
お気に入りメニュー (登録数) |
○ (10) |
○ (実質無制限) |
|
デスクトップ上で有効か | × | ○ | |
任意ファイルを実行 | × | ○ | |
間接フォルダ指定 | × |
○ (CSIDL値、環境変数、レジストリ値) |
|
ダイアログフォント変更 | × | ○ |