ユーザ定義コマンド補助関数群  LTCustomizer21 for AutoCAD LT リファレンスマニュアル

この機能は一定時間間隔ごとにAutoCAD/LTのコマンドラインを監視し、指定した文字に囲まれた文字列(デフォルトは#)が存在する場合、 LTCustomizer21がその囲まれた文字列を通知する機能です。
この機能を利用してLTCutomizer21のユーザがAutoCAD/LTから特別なコマンドを設定することができ、AutoCAD/LTのコマンドやメニューツールバーのボタンからユーザ独自のコマンドを外部のアプリケーションに通知することが可能になります。加えて、アクティブな図面名の通知、AutoCAD/LTの終了メッセージを通知してきます。

 また、enable_extra_command()の第2引数をマイナスの値にすることで、すべてのコマンドライン文字列とコマンドラインの履歴の文字列(最後のコマンドラインプロンプト文字列から最後の文字まで)を通知できるようになりました。また、その状態において、add_watch_cmdline_string()を呼び出すことで、指定の文字列のみ通知することもできます。

参照
enable_extra_command()
set_extra_word()
disable_delete_extra_command()
OnGetUserDefinedCmd()
LTC_get_extra_string()
add_watch_cmdline_string()