ガキに株持たせて大暴落させりゃあ大儲けって事か..

未成年にも株取引を進めようとネット証券各社が動いていると言う。
これはもう資本主義の断末魔を認めたようなもんだ。
携帯電話が小学生まで普及しているのは少しは意味があると思っているが、証券会社までガキの金をくすねると言うのか?マネックス証券の社長は、証券業は虚業だと認めているから少し注目していたが、最近の彼の著書をチラッと読んだ限りでは、全くの旧来型の人間が言う発言になってしまっている感じを受けた。
ゲームソフト大手のスクエアとエニックスが合併するという。
攻めの合併とか言っているが、これもゲーム市場が飽和し始めたことを意味していると思うね。
スクエアは映画で失敗したのが真の合併の原因の様に思えるが、人は成功に酔った瞬間に崩壊の道をたどるといういい例かもしれない。
どちらの業種の人もいつまでも成長が続くと信じているようだ。あえてここでははっきり言わないが、目に見えない良いものは確実に永続的に発展するが、目に見えるものはすぐに衰退することを悟るべきだね。

証券業ももちろんだが、銀行業からして虚業なのだ。イギリスの中央銀行であるイングランド銀行の設立経緯は議会に国民に借金して戦争しますよと宣言せずに戦争を開始させるために設立させたそうだ。中央銀行のアイデアは古代バビロンにまでさかのぼると言う。もちろんアメリカFRBも同じ経緯で設立され、設立わずか1年後で預金者から吸い上げたカネで莫大な収益をあげた。もちろん元手はタダに等しい。FRBは株式会社で、大株主はアメリカ政府ではないらしくロスチャイルド家の人達だと言う。
そして今、イラクに難癖つけて戦争をしようとアメリカは躍起になっている。

アメリカはもう崩壊する。崩壊するのはスケジュールの1つに決定されているはずだ。
筆者は今思えば何で今まで気が付かなかったと思うのだが、ドルの価値を暴落させれば、各国がアメリカに投資した金を事実上引き上げることが出来なくなってしまう。もちろん日本の銀行は米国債などを持っているから大打撃。限りなく紙切れに近くなるだろう。もちろんアメリカの大金持ち連中はそれを事前に知っていて、既にアメリカ以外のオフショアなどに資金を退避させているだろう。ドル暴落で一番割を食うのはアメリカの一般市民と日本だろう。前述の中央銀行の設立経緯と重なるが、戦争を始める時は貨幣の価値を下げる。そうすれば国家は安く国民の色々な品物やサービスを買い叩くことが出来るからだ。
だからドル崩落は大戦争が間近に迫ったことを意味するだろう。そして、戦争で各国が疲弊してほとぼりが冷めたところで、大金持ち連中が国と言う仕組みを破壊して新しい体勢を作ろうと善人面して宣言するというスケジュールになるのだろう。これが筆者がコールマン氏の著書を読んでまとめた近未来のタイムスケジュールだ。アメリカ崩壊は更なる領地を支配しようとするアメリカ(そしてその背後にいるイギリス)の権力者たちの願いなのだ。

でも筆者はこんな風にはならないと思っている。最初は彼らの思うとおりだが、ロシアが逆切れしたらそこで世界は想像以上のダメージを受けて社会的インフラも大打撃を受け,カネや金銀財宝だけ持っていても意味がない状態にまでなるだろう。
筆者は新約、旧約聖書の予言もかなり信憑性があると思っている。これらの聖書は当時の権力者が言いように改ざんしてしまっているようだが、当時でも訳のわからない部分はそのままで残っている。
その部分が最近の研究で何を意味しているのかわかりかけてきたようなのだ。
それらもひっくるめて、筆者の持っている情報を要約すれば、やはりロシアが第3次世界大戦の火蓋を切り、ヨーロッパ、アメリカを総攻撃する。同じくして、中東でもイスラエルが今でもやっているが更に酷い戦争をやり始める。もちろんその引き金を引く真の張本人はアメリカだ。

筆者はこの将来の悲惨なアウトラインを10年以上前から知っているが、今でもこのことを「ある訳ないだろ」程度に思っている人間は多数いるだろう。だから企業がV字回復したとか、できるとか、能天気なことを経済雑誌は言っているのだろう。しかし筆者の実感、筆者が知っている全く関連性のない複数の情報が同じ結論を導いているのは無視できない。V字回復した企業はどうやって収益をあげたか詳細に分析するがいい。多分継続的な努力によってもたらされたものではないはずだ。だからその翌年はまたどん底になることも十分に考えられる。筆者がクサイと持っている、異様に利益をあげた企業の幾つかの具体名を言えば、日産、楽天だ。一時期もてはやされた企業でいま落ち気味なのが、ソニー。ノートパソコンは今では代表的な家電メーカーの方が上だし、液晶やプラズマのフラットテレビ、モニターは完全に出遅れた。ベガエンジンとか宣伝しているけど、あれは画質を向上させる回路だけで、肝心の映像表示部分は他社製だ。しかも利益の6割がプレステ関連。ソニーのエレクトロニクス関連事業は多分相当な赤字ではないのか?将来ソニーは映画やゲーム、音楽などのエンターテイメント専門のソフト企業になり、エレクトロニクス事業はどっかに売っぱらうのではと感じている。買う方はソニーのブランド力を信じているから引く手あまただ。そしてエンターテイメント事業も多くの人が真に自律的になっていけば(悲しいかな、悲惨な状況で多くの人がそうなっていくだろう)、どんどんと廃れていって、ソニーは消滅するだろう。

もうカネの奴隷になるのは道徳的理由以外の見地からしてもやめた方が良いと断言できる。

老後を博打であがなおうと仕向ける、変額保険やら確定拠出型年金なんて言葉に騙されてはいけない。
博打は胴元だけが儲かるのはいつの時代も同じだ。
貨幣や株券、債券より今は貴金属の方がずっと安全だ。何せ、貴金属はそのまま工業用原料となるから、核融合が自在に出来ない現在では暴落することはありえないのだ。
でも貴金属だけ持っていてもダメだ。真に自活できる家を持ち、手に職をつけ、健康を保ち、最悪、農業、漁業で自分の分を生産して、生活することも考えなくてはいかなくなるだろう。

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