時代はムッシュ・ゴトーの名誉回復に向かいつつある..しかし悲しいかな

ブッシュ大統領の支持率が急落していると言う。ジョンコールマン氏によると、革命は保守政権で行えば、民衆の反乱を少なくできるだろうと言う、やんごとなきお人からの予想と通達によりブッシュが当選したのだから、(革命または暴動が起こるか、もしくはその素地が整えば)次期は落選するだろうと述べている。どこの国の政治家もそうだが、政敵を倒すためのネガティブキャンペーンはある程度真実を伝えている。アメリカ民主党の大統領候補も今回のイラク戦を徹底的に糾弾しているが、彼が仮に当選してもアメリカ国内や世界が良くなるなんて絶対考えられない。あの国は日本以上に大企業と一部の金持ちの意向が強く反映されている国だからね。
アメリカの革命とは具体的に何なのか不明だが、筆者が色々本を読んでその中で予想していることの中にアメリカが分割されてしまうと言うことを述べている著者が複数いる。州の独立性が今でも極めて高いのだから「一抜けた!」という州がいても不思議ではないだろう。今はどうか知らんがオレゴン州には消費税がないと言う。
分割して制圧するのは支配者階層の欧米人の常套手段だとしても、自分ん所の国もそうするとしたら、彼らの頭は狂ってんじゃないのかと思うが、基本的に庶民をこき使うパラサイト体質の支配者達にとって、寄生できりゃあどんな形態でも構わないのだろう。

(パラサイトつながりで脱線するが、引きこもりが社会問題になっているようだが、そんなもん当たり前だといいたいね。この星の支配者階層から読者の所属する会社の社長や役員、部長、課長、公務員のほとんどの場合パラサイト体質なんだから。そんな連中にまともに付き合えないと思うのが正常な人間だ。そしてそういう連中の子供が悪い伝統を引きずって他の子供をいじめたり引きこもりのなるのだ。引きこもっている人間には社会参加なんてせずに自由に遊ばせるのが最高の薬だ。犯罪行為を除いて何か打ち込めることに没頭させればいい。どうせ、今社会参加したところで「おしん」の奉公よりきつい現実が待ち受けているんだし、現実の社会参加とは、悲しいかな各階層のパラサイトどもの奴隷に成り下がる事に他ならないのだ。Pink Yama-techみたいなオヤジが日本の舵取りをしてるんだぜ!セックスの最中に電話で日本の命運を決定する会話をしていたとしたらもう笑うしかない)

Mr.Childrenがアメリカの茶坊主になっているもんだから、自衛隊員がイラクに行かざるを得ない状況になってしまった。これは一部醜悪極まりない週刊誌がこき下ろした五島勉氏のノストラダムスの大予言で述べていたことに非常に近い状態になりつつある。1980年代後半に出版された「スペシャル日本編」では、ペルシャ湾に今で言う多国籍軍が集まることを述べている。日本軍(自衛隊)がいやいやながら中東に派遣され戦争するかもと言う予測なのだが、今はその瀬戸際に立たされている。
確かに1999年7月は大はずれだった。でも基本的には彼が解釈した予言詩から述べた見解は間違っていないと今でも思っている。
それに今の西暦は実際にキリストと言われている人物が生まれた年から数えていないと言う人もいるので、年が違うから全部否定する冷笑家や冷笑家の巣窟である一部メディアのふざけた言動はクズ以外の何物でもない。筆者は真の警告なら誰の警告でも聞く耳は持っている。警告する人は親切な人だと思うね。でも警告に見せかけた営業活動や脅迫が跋扈しているのも結構あるのだが。

この本の経済関連の予測はほぼと言うか、完全に的中している。しかもそれ以前に出た「大予言X」でも長い不況がくることを既に指摘している。1980年後半と言うとバブル経済華やかなりし頃で、そのときに既に日本が経済的に破綻することを暗示する解説をしたのは、当時の経済の専門家ではほとんど予測できなかっただろうと思う。以下が日本の暗い未来を暗示しているとされる2つの詩(五島氏訳)だ。

日の国の欠陥が現れる時
平坦な日の上に怪物が出てくる
それは全く違う言い方で説明され
シェルテ・ナギャルド それに対する備えは何もないのだ

11回以上も月は日の国を望まない
全ては増大しそして水準をドッと下げる
あまりに下がるので人々はわずかな金(ゴールド)しか縫い付けられない
飢えとペストの後 その秘密が現れるだろう。

1つ目の詩の、「欠陥」は英語で言うところのdefaultで債務不履行つまり倒産も意味する。シェルテ・ナギャルドとは暴騰と暴落2つを意味すると言う。
2つ目の詩の月は、欧米諸国を意味すると言う。日の国は(原文では ル・ソレイユとかソルとか書かれているが)日本を意味する。増大を意味する原文は信用膨張も意味するそうなので、株価や通貨価値も暗示していると思うが、今では日本国債を意味しているのかもしれない。

解釈だから違うといえばそれまでだが、1980年後半で1990年代からの今までの長期の日本の惨憺たる状況を指摘しているのは、銀行や証券会社のシンクタンクや凡百の経済評論家ではできなかったことだろう。まして旧大蔵省や当時の政府では完全に予測不能もしくはそんな事知らされても嘲笑するだけだったろう。
そして今度は自衛隊派兵それも戦闘要員として駆り出されるというのだからまいるよな。表向きアメリカの仕掛けた戦争の後始末を担当させるのだが、結局現地の反政府組織と戦闘になってしまうのだろう。

他の詩では中東の戦闘に関して「日の国はアレグロ(熱狂)」と言う意味の詩があり、筆者が何年からか前に思っているのだが、日本の不況脱出は悲しいかな、かつての朝鮮特需やそれ以前の第一次世界大戦に日本が駆り出され好況となり、成金と言う言葉が流行った確か大正時代のような感じで回復するのだろうと--筆者自身は認めたくはないが--思っているのだが、どうもその線も強くなっているのかもしれない。他国の戦争で大儲けした日本人が1980年代末のバブル絶頂期の時と同じような傍から見るとむかつく高笑いを多分するのだろうな。結局それも一瞬の出来事に過ぎないとは思うが。要するに経済復興しても幸せではない状態が来ると言うことだ。

自衛隊は国内の暴力団の制圧に使って欲しいね。ある外国紙の編集長いわく日本の不良債権はほとんどがヤクザがらみだというそうだからね。だからこそ不良債権処理が遅々として進まないと言うことなのだろう。何年か前モヒカンスタンレーが大京のマンションを底値買いしたと思ったらとんだ大間違いだったようだが、これもヒルみたいなヤクザが居座っていたからだっけなあ?
流石のハゲタカも天敵はいたか。もうハブとマングースの戦いみたいだ。
闇金の総元締めであるヤクザが最近逮捕されたが、結局ヤクザも不良債権に悩んでいるのかもね。どいつもこいつもここまでくると滑稽に見えて、下等生物の食物連鎖を見ているようだ。ヤクザも外資も資産(と思っているモノ、土地など)を早めに放出した方が勝ちだと予め言っておこう。まあ馬鹿みたいにカネに執着している連中だから死ぬまでこの事を悟ることはないだろうけどね。紙幣なんて「人生ゲーム」で使うちゃちい紙幣程度に思っていた方がいい。実際、ドル紙幣なんて本当に人生ゲームで使うダサダサの紙幣に見える。そのダサい紙幣のためだけに誰かが自殺したりヤクザが誰かを恫喝しているのだ。だいたい人類がヤクザやハゲタカ外資だけになったら即座に全滅になると言うことを彼らは悟る事はできないのだろうか?まっとうな人間がまだいるからこそ紙幣の信用力がかろうじて保たれているのだ。でも最近じゃあ悪党が跳梁跋扈しているから紙幣がダサくてちゃちいものに見えてしまうのだ。

で、今度はできるだけ現ナマを見せないようにと、支配者たちは電子マネーやらクレジットカード、携帯電話を財布代わりにしようと企んでいる。人を搾取することに関しては全く変わらないけどね。いや、さらに搾取や監視がが強まるだろう。資金の流れが完全に把握できるからだ。(割引特典のあるポイントカードも同じようなもんで、むかつくね。)「最近のヤクザはIT技術に明るうないとシノギはでけへんのう」なんて言っている奴もいるだろうね。それで外資のハゲタカどもと日本のヤクザが見知らぬ場所にあるサーバーのハードディスクの磁気情報がちょっと変化しただけでニンマリすると言う光景が生まれるわけだ。磁性体の微小な変化で大喜びするヤクザと言うのも大笑いだね。最近じゃあディスクの記録密度が上がっているから、電子顕微鏡でやっと一件分の口座情報を確認できる程度になっているかんじゃないか?そうだとしたら外資やヤクザの喜びもアホらしいと彼ら自身思わないのだろうか?
クラッカーがちょっとハッキングすれば一瞬でゼロにもなったり巨額の負債を抱えることも訳ないのにね。大規模災害が起こったり爆撃でもされたら、もうゲームオーバーだ。

こんなひどい社会を見ていると、やっぱりムッシュ・ゴトーの本は馬鹿にできんと筆者は思うよ。ノストラダムス君が500年位前に詠った嘆きをムッシュ・ゴトー訳でお送りしておしまいとしよう。

金と銀の代わりに大量のクレジットが溢れるだろう
それは激しい欲望を煽り、恥じらいの心をめくらにする
姦夫姦婦のことも広く知られて
恥じらいの心はそこでも失われるだろう

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