祝!阪神優勝。でも第3次産業と政治家が引っ掻き回して、世界経済は道頓堀にダイブか?


阪神がセ・リーグ優勝し、他人をコケにして商売している週刊新潮や、巨人OBの広岡などはどう思っているのだろう?両者とも優勝はできないと断言していたが。特に週刊新潮は本当に阪神を馬鹿にしているから心底腹が立つ。「噂の真相」と同じく休刊にして欲しい雑誌だね。SGIグループが新潮に何度も裁判起こしているから、他にも相当新潮に頭に来ている人間がたくさんいるだろう。
(断っておくが筆者はSGI関係者ではない。断っておくがSGIはシリコングラフィックスのことではない)
広岡は外野で適当なことぬかしていないで、GMが必要とか何とか言ってないで自分が監督やってからモノを言えといいたくなるね(昔はやってたようだが)。伊良部の話によれば、やっぱり筆者の思っていた人間のようだし、単なる巨人のひも付きだと言うことなんだろう。

そこんとこくると、ダイエーの王監督の方が実績もあり組織に媚びてないし巨人OBでは珍しいタイプだね。もしかしたら、生粋の日本人ではないからと言うことで、巨人の人事にも微妙に反映されていたのかもな。

大半の巨人OBを見ていると、自民党議員に見えてくるよ。じゃあ阪神は?社民党か?まあどうでもいい。筆者は1990年代はじめからの阪神ファンをやめ様かと思っている。阪神が負けると本当に気が滅入ってしまうのだ。最近の暗い話題に追い討ちをかけてお気に入りのチームが負けるとなると、本当に精神衛生上非常によろしくない。スポーツはラジオで聞くと本当に「いい雑音」にになってくれて、球場やその他試合会場にいる時の良い気分にしてくれる。だけどお気に入りチームの中継となると話が違ってくる。負けていると、即電源を切ってしまう。だけど心配だからちょっと電源をつけてみる。だからどこのファンにもならない方が精神衛生上良いのだ。おまけに阪神のことだからこれからまた約20年くらいはずっと嫌な気分を味わい続けけなければならなくなるだろう。
逆に筆者は勝ちすぎていても電源を切ってしまう。全く我ながら適当なファンである。

たまたま金曜日のテレビ東京系の株式ニュースで解説者が電機会社より自動車会社の方が収益が上がっている理由を説明していたが、久しぶりに日経にしてはまともなことを言っていた気がする。
(そんなにいつもチェックしているわけではないが)
要するに、電機会社の方はアジア企業と競合しているのに対して、自動車会社は欧米の自動車会社と競合しているから、日本の自動車会社は実質的な価格競争力が高くなっていると言うことだ。解説者はこれを為替レートを引き合いにして説明していたが、結局はそういうことだ。
電気製品は日用品(コモディティ)化しているというのは、家電量販店に行ってもよくわかる。最近のプラズマや液晶テレビを除けば、ほとんどの製品の値段を見ると、こんな価格で儲けは出るのかと思うような製品ばかりだ。ビデオカメラも相当なハイテク製品だとおもうが、今ではジャパネットたかたでもわかるように10万以下で結構いいのが手に入る。
昔モトローラがテレビ事業を確か松下に売っぱらったが、今度は日本企業がそういうことになると言うことを言っている人が複数いる。アメリカは工業先進国から知識や情報の先進国になったから繁栄したのだと言う人もいる。アメリカは脱工業化社会になったと肯定的に捉えている人がいるが、元諜報員のコールマン氏に言わせればそれはアメリカを崩壊させるための陰謀だと言う。
もちろん筆者は後者に近い考えを持っている。結局誰かが工業製品は作らなければならず、工業製品を軽視している人は大体においてサービス業(第三次産業)が一番重要と考えているようだ。これは言うまでもなく馬鹿な考えで、サービス業や金融業というのは社会のインフラが全く問題なく機能している時のみ成り立つ業種で、これからの時代はそのインフラが破綻するかもしれない可能性がある事を全く考慮していないだろう。今のイラクを高みの見物で見ている先進諸国の人がどれだけいるだろうか?そういう人間は近い将来足元をすくわれかねないだろう。
今の時代はサービス業全盛の時代で第二次産業や第一次産業を支配している。しかし、そのサービス産業も工業や農業などがなくなれば、即座に破綻するのである。もちろん権力者はその辺をわかっていて、生かさず殺さずして自分たちはのうのうとして寄生虫の暮らしをしている。

相変わらずメディアはオサマ・ビン・ラディンやアルカイダがアメリカを挑発している言動をさかんに報道しているけど、彼らのことなんてはっきり言ってどうでもいい。去年かおととしだったかな、確か「フォーサイト」ビン・ラディンの葬式に出席した(笑)と証言した人についての記事が大真面目に載っていたが、今となっちゃあお笑いだ。テロ組織とアメリカは両者突っ込み役の漫才と思えばいい。ブッシュが「テロとの戦いに必ず勝つ!」と言えば、アルカイダの連中が「9.11が霞むようなことをしてやる」と脅しをかける。まったく全世界の国民を騙す猿芝居だね。結局これはアメリカの一人芝居だ。世界大戦の必要性を全世界の国民に徐々に刷り込ませるための洗脳だと筆者は感じている。日本の大学教授も指摘しているようにアルカイダとか今のビン・ラディンはアメリカが誕生させたのであり、金儲けのために見方どうしになったり敵になったりしているにすぎない。もちろんアメリカが敵とみなした相手は本気でアメリカを敵視している(裏で手を結んでいる可能性もあるが)。でもアメリカは自分たちのほうが圧倒的に強いと自負しているから、純粋な利害で簡単に相手を欺いたり攻撃したり、逆に仲良くしているのだ。そこが実は我々にとって一番恐ろしい。もちろん、アメリカの世界征服という懸念もあるのだが、アメリカの思惑通りに進まなくなった場合、多分多数の人間が死滅する可能性があるのだ。何度も言っているがロシアがアメリカに対してブチ切れたら目も当てられない。
 北朝鮮が異様なまでの反米報道をしているが、アメリカにとってはまさに飛んで火にいる夏の虫だ。拉致被害者家族がアメリカの政府高官に拉致問題の解決をお願いしているが、彼らはアメリカを頼ったり信用しちゃあダメだ。アメリカは拉致をネタにして北朝鮮を攻撃する大儀を得るからだ。そんな事したら、生きているといわれている横田めぐみさんをも巻き添えになる可能性だって十分にある。北朝鮮が執拗なまでに挑発し、日本が更に強硬な手段で北朝鮮に圧力を加えれば、アメリカは単なる最新兵器の実験場として北朝鮮を利用する可能性が高い。もちろんその前に北朝鮮がブチ切れして周辺国を攻撃すれば北朝鮮攻撃の否定できようのない大儀を得るのでアメリカは願ったり叶ったりだろう。でも今アメリカはイランを攻撃目標にしているようだけどね。

最近の資産疎開の本はアメリカドルに変えよと言っている本は流石になくなった。筆者も一部外貨に換えているが、当時の財務省長官であったルービンやサマーズ(お笑いのじゃない)の言いなりに誰がなるか!という思いがあったので始めからアメリカドルには換えていない。筆者が外貨に換えたのは単に日本の銀行の金利がめちゃくちゃ低いから「ふざけんな!」という思いからでもあった。現在USドルは筆者が預けている銀行だと0.1%と日本で預けるのと大して変わらないレベルになってしまっている。(日本の方は更に0が付くか?あまりにも低いので知りたくもない)

あのモヒカンスタンレーの上級職の人が最近書いた本でもドル暴落の危険性を指摘している。米国人の貯蓄率の低さも問題にしており、この会社の人間にしては変わっている人だ。多分アメリカの権力階層の中では主流派ではない、傍流の人なのだろう。しかしIT不況のV字回復はないと断言していたことから、アメリカ国内では結構有名な人だと言う。もちろん現在の妙な株高についても懸念を表明している。
それにしても、この本の中で著者が航空機内でノートパソコンのHDDがクラッシュしたとか、家にT-1ライン(よくわからんが、要するに高速インターネット)を引いてロクに繋がらないからサポートに電話をしたら、自宅の庭を掘り返されて数千ドルの出費を強いられたという散々な話を披露している所は笑ってしまった。要するにITは逆に業務を停滞させると言うことを言いたいのだ。Windows2000はこれまでのOSで一番不安定だとも述べているし、まるでSEの残酷物語を読んでいるようだった。

資産疎開関連本はあの副島隆彦氏も出している。彼の本も海外の優良なファンドを紹介しているのだから、ちょっとやばいと思うね。村上龍と同じく「チーズはどこに行ったか?」の何匹目かのドジョウを狙ってか、「あなたが金持ちサラリーマンになる方法」という本も出している。自信過剰な面があるが硬派だと思って少しは注目していたが、がっかりだね。文筆業をやる人はある程度ミーハーじゃないとやっていけないと言うことなのか?要するに出版業界が「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」的な体質なんだろうな。その体質に著者がせかされているのかもしれない。
(田中耕一氏にノーベル賞という発表から1ヶ月程度で「田中耕一という生き方」なんちゅう本が出ているのは笑ったね。何年も前からこの人を追いつづけてきたかのようなタイトルだ。)
副島氏は何年か前Pink-YamaTechを公式に支持しているし(今はどうなのか?)、週刊文春のPink-YamaTechの記事を知ったとき彼はどんな気持ちだったのだろう?Pink-YamaTechは副島氏の面も汚してしまった。

筆者はもう何年も前から積極的に資産を逃避させることは逆にスってしまうのではという懸念を持っている。筆者の最悪の予測は各国のインフラが戦争によって大打撃になるから、どんなファンドだろうが暴落は必至だと言うことだ。外貨預金だって預け入れ先が爆撃されたら元本も保証できなくなるだろう。これは当たって欲しくない予測だし考えたくもない未来だが、一応考慮しなくてはならない。現在の経済評論家は政治面からこのような悪い予想をしている人は筆者が知る限り一人もいない。しかしそうだと言っても安心はできない。新約、旧約聖書が今の時代のことばかりを述べており、それが最悪の未来を示しているのだから、気が重くなるが、常に世界情勢は注視していないといけないだろう。
それにファンドなんちゅうのは他人の努力の上前をはねるもので、特に発展途上国がらみが一番利率が高いことから、先進国の人間が発展途上国の人間を搾取していると言うことだ。そんなもんで自分の資産を増やすなんて欲の皮がつっばり過ぎていると思わなきゃいけないだろう。

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