測定器など

はっきり言って測定器と工具はケチらない方がいいです。特に初心者はそうだと思います。
測定器のキットもありますが、相当腕に自信がない限りやらないほうが無難です。
しかし、高い測定器だと何百万もするものがザラにあるので個人で購入は無理というものもたくさんあります。
ここでは個人で購入したものを紹介します。

オシロスコープ(20MHz KENWOOD製)

\7万か\8万程度で購入しました。オシロはアナログ回路をやる上では必須です。高周波回路をやらない人ならこの程度で十分だと思います。

 

現在はKENWOODのオシロは処分してデジタルオシロスコープ(岩崎通信機 DS-5104 40MHz)を使っています。もうアナログ形式を使う必要はないと思います。軽いし(2kg程度)、コンパクトで置き場所にも困らず、FFTも使えるし(要するにスペクトラムアナライザの簡易版。スペアナよりスペックは落ちるが、短波帯までの設計なら問題ないはず)、入力した波形の最大値や周波数も表示してくれます。おまけにカラー表示。このような機能はアナログオシロスコープでは高級なものでしかありませんでした。他社からも同じように安価で多機能なデジタルオシロが多く発売されています。





周波数カウンタ(上) ファンクションジェネレータ(下) ともにA&D製
周波数カウンタは主に発振回路の発振周波数を測る時に使います(1GHz程度までは測れる)。しかしこのカウンタは感度があまりよろしくなく、かつ高調波が多分に含まれている波だと基本周波数をカウントしないで高調波の方をカウントするので、何でこんなに高い周波数が出ているかと最初相当悩みました。
(周波数カウンタそのものがそういうものなのか?)
ファンクションジェネレータは正弦波や三角波などの信号発生器で他にもいろんな機能がありますが、私はほとんど使っていません。ラジオの局部発振器の代わりとして使用しました。AM変調できるのは役立ちましたね。しかし、この測定器も安物(\30000円程度)で、周波数安定度が極めてよくない。低周波なら許せる程度だが、10MHz程度だと、変動が激しすぎるので相当苦労しました。
懐に余裕のある人はアジレントなどの製品を買ったほうがいいですね。

 

 

 

現在はこの2つの製品は処分してこれらの機能を1つにまとめたファンクションジェネレータ(インステック SFG-2110)を使っています。DDS方式なので非常に安定度が高く値段も手頃です。

 

 



ワイドバンドレシーバ(VR-5000 VertexStandard製 〜2.6GHz)

これはスペクトラムアナライザ(スペアナ,新品だと100万程度から、ハンディタイプだと30万程度のものがある)を買えないので、その代わりとして購入してものです。現在は主に出力の小さいローカルFM局を聞くために役立っています。(^^;)
この受信機の特徴は高速なバンドスコープで、それがスペアナの代わりになると思って購入しましたが、実際はほとんど使いませんでした。やはりスペアナの代わりとまでには行きません。ただ、2.6GHz程度まで受信できるので、高調波が出ているかは直接高調波の周波数を入力すればすぐに確認できます。しかし、ラジオなので弱い信号の場合AGCがかかって増幅度を上げるため基本波に比較してどの程度の高調波が出ているか比較はできません。おまけに信号強度は携帯電話と同じ表現で5段階。バンドスコープ上の信号強度の方はより分解能は上がっていますが、やはりスペアナとしては使い勝手は悪い。


スペクトラムアナライザアダプタ(3MHz〜4GHz)


これは個人が作ったキットを製作したものです。BS/CSチューナーを改造してH8(ルネサス製マイコン)でコントロールしている代物です。RS-232Cでパソコンと通信しスペアナの画像は付属のWindows用ソフトで見ます。
これは27000円程度のキットながらよくできています。秋月のスペアナアダプタを買って損してしまった。(しかも秋月のは500MHzまで)
キットですが細か所のいハンダ付けに注意するなら、これに限って言えば初心者でも十分完成する確率は高いのではと思っています。詳しくは作者のホームページを参照してください。
トラッキングジェネレータ(要するに一種の信号発生器)も付属していますので、フィルタの特性も簡単に調べることができます。
これは短波ラジオを製作した後に作ったものなので実際は活躍していません。
ノートパソコンとアンテナを用意すれば、盗聴機発見ビジネスで使えるか??

安定化電源(第一電波工業製 〜16V 32A)

これは13800円程度で購入した安物です。しかしアマチュア無線用で30A以上流せるもので、安物とは言えちゃちいものではありません。スイッチング電源ではないと言うことで大安売りされています(昔からあるシリーズ式なのでものすごく重い)。しかし、スイッチング電源でないので脈流(若干ながら電流が脈を打っている、要するに交流部分。リップルとも言う)が少なく、開発途中で電源が原因のノイズに悩まされると言うことは少なくなります。(一番良いのは電池を使ってテストすることですが、それだとすぐに電池がなくなるし使い勝手や環境の面でよくない)ACアダプタでもいいじゃないかと思う人がいますが、まずリップルが結構ありますし、安物だと保護回路がないので誤ってプラスとマイナスをつなげてしまうとそれでお釈迦になってしまいます。(秋月で買った安物でショートさせてしまい、シューっと音を立てながら煙を出してお釈迦にしてしまいました。)

 

 


パーツボックス (潟Aイビーム製)
パーツ屋で抵抗やコンデンサを収納しているケースは前から欲しかったが、アキバのどこを探してもなかった。たまたまあるパーツショップ(名前は忘れたがよく行くところ。ラオックスの書籍専門店の前にある店)であったので即購入した(このケースはいつもあるとは限らない)。このケースは電子回路工作をやる上では必須と言っていいぐらいのものだ。家では抵抗を抵抗値ごとに別々に分けて入れている。特に抵抗はそうして保管しないと、面倒なのである(カラーコードをいちいち見るのは面倒)。チップコンデンサなんて値が書いていないからこのようなケースは絶対に必要になる。パーツの出し入れを即座に行なえると言うのは、余計な体力や精神力を消耗せずに済むので重要である。

 

 

 

 

 

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