NTTは光インターネットを強力に推し進め、加入数も相当なものになっているが、はたして光インターネットが本当に必要なのか、固定回線を今でも持っている人はNTTの言うことにはそのまま鵜呑みにしてはいけない。
日中出掛けている人はADSLでも十分だ。現代人は家のネット環境より携帯電話のネット環境の方が大切だろう。
無論そんなのはNTTも先刻承知で、光回線をスマートフォンでWi-Fi接続できるとアピールしている。でもそれも当然ADSLでも出来ることだ
光回線で問題なのは、回線終端装置がレンタルで屋内配線使用量も取られるのだ。
この料金は月額では1155円で大したことはないが年額で見たら結構する。でも1155円と言ったらNHKの地デジの受信料とほぼ同じだ。
以下はADSLとの光との月額料金の比較だ。(ルーター、プロバイダ料金は除く)
基本 | モデム/回線終端装置 利用料 | 電話基本料金 | 屋内配線利用料 | 合計(モデム買い取りの場合) | ||
ADSL 47M | 2646 | 567 | 1785 | 4998 (4431) | ||
光 ライト1戸建て | 2940~6090 | 945 | 525 | 210 | 4620~7770 | |
光 ネクスト 1戸建て | 4515 | 945 | 525 | 210 | 6195 |
Flets光ライトの基本2940円はまやかしのような値段で、この価格で済む様な使い方は考えられない。NTTの説明でも2980円(200MB)は週1回30分の利用と言っている。Youtubeの映像なら1本10MBくらい簡単に行くので1日で200MBくらい簡単に到達するだろう。
ADSLの場合モデムを別途購入することで月額利用量を削減できる。モデムの値段は約1年半で回収できる。
ADSLモデムを買えば光(ネクスト戸建て用)と比べると、ADSLで最高スピードの47Mタイプでも月額1764円削減できる。年額21168円の削減。自動車保険分(フルカバータイプではないが)くらいは浮くのだ。
固定回線を使っている人は即座に光に移行しない方が良い。光に移行するのなら回線終端装置を買い取りできるようになってからだ。
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