参考文献:会見記録(セムヤーゼ 13/14) 1977年 1/6 P.197 アーリア人について
私たちの太古の祖先は既に2200万年以上も前に宇宙旅行船を製作することに成功し、広大な宇宙の探検と偵察旅行を実施していました。
彼らは当時地球へ初めてやってきました。
地球は極めて原始的状態にあったので、一定の発達の段階に達するまで時間をかけて見守ることにしました。
ところが故郷で悪行を犯した罪人を処罰する場所として地球が選ばれ、彼らはしばしば罪人を地球へ送り込んだのです。
数千年間こういう状態が続きました。 中略 数百万年が経過しました。 中略 しかし、罪人が人間に近い生命と交わることまでは予想できませんでした。さらに何数百万年が経過しました。
中略
破壊者(彗星)は最初の故郷世界に大参事をもたらし2/3の人類が滅亡しました。
中略
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彼らは数百年足らずのうちに新しい文明と文化を築きました。
宇宙船を建造する時が来ました。彼らはその船によってものすごい速度で自由空間を飛行する事が出来ました。 中略
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彼らはこの宇宙船にとって広大な宇宙を飛行し、他の太陽系や惑星を探検したり植民したりしました。
彼らは友好的に、あるいは殺戮的手段によって植民したのです。彼らは様々な邪悪な力を用いて新しい生命と生活圏を作りました。彼らがなぜそうしたかというと、彼らは住民の数を増やしたかったからです。
中略
人々はこのような膨大な知識を所有している科学者をイシュウィッシュ(ヤハウェ)と呼びました。これがあなた方に神(英知の王)として知られている名称と同じ意味です。
イシュウィッシュは自分の知識と能力が住民よりはるかに勝っている事を盾にとって、全住民を圧迫し、呪縛し、独裁的に支配しました。
中略 864年後に住民の鬱積した憤激が爆発しました。 中略
イシュウィッシュはこれに暴力による対抗処置をとって反乱を芽の内に摘み取ろうとしましたが、完全に鎮圧することはできませんでした。
支配欲のために無数の人間が死滅しました。また、恐るべき兵器によって多くの人間が跡形もなく消滅しました。
そのために住民の怒りは増大し、ひそかに戦争の準備をしました。
400年の長さにわたって秘密裏に準備がなされてました。そしてついに住民は一斉に蜂起し、堂々と解放戦争を起こしたのです。戦火は琴座(リラ)や織姫星(ベガ)の太陽系の多くの世界に波及しました。
文化的に貴重なものの60%以上が完全に破壊されました。
若干の種族は全滅しました。他の種族はかろうじて生き延びる事が出来たのでした。
琴座の3世界が簡単に消去され、新しいエネルギーで溶解されてしまいました。
中略
リラ系とベガ系に勃発した、この解放戦争は地球の年代に換算すると今から23万年前の事です。
恐怖の戦力を持った最高指揮官はアザエルという名前のイシュウィッシュであり、彼はこの戦争の結末が不利な頃を見越して、勝利に勝ち誇った住民から直ちに逃走する計画を立てました。 中略 総乗組員数36万人の大船団ひそかに組織し逃亡しようとし、かろうじて逃亡に成功しました。
中略
(宇宙を漂浪中)巨大な恒星系を発見し、そこは生活できるかもしれない可能性を持っていました。その中の恒星系の一つを占有しアザエル太陽系と名づけられました。占有後、300年間に巨人逃亡者たちは多くの惑星に定住するようになり新しい人類が作られました。彼らは大船団の組織を再編成した新しい生活圏を開拓するために宇宙探検に出発しました。
中略 17年後彼らは予定の目標に到達し、それを占有しました。それはあなた方にヘスペリデン(Hesperiden)として知られている星であり自転していました。そこには、わずかの人間が住んでいましたが彼らを征服し隷属させました。その後、アザエル系の逃亡者がそこに定住しました。70年後アザエルは死去しました。
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彼らの後任には彼の娘プレヤが引き継ぐことになりました。中略
新たな探検が準備され、彼らは非常に遠い距離にある一番外側の孤独な太陽系を探検する予定でした。
正確な計算に基づいた予測によれば、数百年前に、彼らの最初の世界が破壊者(彗星)に破壊されましたが、その破壊されたリラ系の惑星の断片を今度予定している孤独な太陽系が所有しているはずでした。 中略
この計算を指針として巨人族は遠い太陽系に向けて出発しました。しかし彼らは 以前の行った事を忘れていました。 彼らの最初の祖先が数百万年前にこの遠い太陽系に到着し、その惑星の一つに不良分子を放置して去った事件です。その惑星とはあなた方の故郷の世界地球です。
中略
彼らは3つの惑星を強制的に支配し新しい文化を築き始めました。これらの惑星とは、地球、マローナ、火星であり、非常に荒涼としていて、生命に不適当な環境を呈していたため、探検隊の主力は数年後にそこを去りました。
一方わずかな人間が残留しました。彼らは数百年前の罪人や太古の罪人の子孫(動物的に野生化した子孫)と性交したのです。
プレヤ系の科学者は、太古の祖先と同様に地球を地球自身の自然の発達に任すことにしました。 中略 彼らは完全に野生化した人間を厳しい運命の手に委ねたのです。この状態が数万年続きました。
その後、最高女性指導者プレヤが死去しました。
地球では野生化した残留組の子孫が知性を持つようになりました。そこで絶えず地球を観察していたプレヤ住民は地球へ新しい探検団を派遣し改めて文化を築きました。彼らはこの文化を築く際に、マローナと呼ばれている第4惑星の文化の構築と調和を取ることに努力しました。
新入植者は次第に才能を野蛮な方向に利用するようになり、3000年足らずのうちに権力闘争が再び起こりました。そこで古郷から新入植者たちに地球から撤退せよという至上命令が来ました。しかし、マローナ人(新入植者)はこの命令に反対し、マローナに踏みとどまりました。
再び平和な生活を取り戻しましたが、40年後再度支配欲が2つの住民の心をとらえました。中略
惑星(マローナ)は大爆発によって木っ端みじんに崩壊しました。かつて火星と木星の間に存在していた美しい惑星の残骸が、ゾル太陽の回りを回転するようになりました。
故郷世界から地球の発達は絶えず監視されていました。そして毎年地球へ探検隊が派遣されました。入植しようという試みがなされましたが8万年余の間に悲しい失敗を繰り返しました。様々な人間が地球へ流刑者として送られてきました。あなた方は彼らを罪人と呼んでいます。
中略
ついに大きな計画を実施する時がやってきました。100隻を超す大小の宇宙船が再度地球に飛来し、そこを占有しました。一つの優れた文化が築かれました。そして6000年後再度野心に燃えた科学者の胸に支配欲が膨らみ、ついに恐るべき戦争行為にまで発展しました。
そして再度すべてが灰燼に帰したのです。その結果、地球は再度再び衰え元の原始的な状態に戻りました。生き残った生命は急速に野性化していきました。
6000年間地球は全く顧みられず自由に放置されました。しかし再度訪問者が現れました。故郷から脱走してきたのです。
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プレヤ恒星系の故郷惑星では、勢力を拡大しつつあった科学者が専横な権力欲のとりこになって、彼らと住民との間に権力争奪戦が起こり、彼らは恐怖の兵器とその他の手段で住民をれ属させました。
3つの惑星で凄惨な破壊戦争が荒れ狂っている間に、意見を異にする科学者たちがペレゴンを指揮者に迎えて大きなグループを作りました。
ペレゴンはイシュウィッシュの地位にありました。彼の指揮のもとに7万人の人間が結集しました。彼らの大半が科学者で構成されていました。彼らは多くの宇宙船を奪いプレヤ恒星系から逃亡したのです。中略 こうした彼ら巨人族(タイタン)は地球に新しく定住することになりました。これは地球の計算に従うと今から約5万年前の出来事でした。
故郷の惑星では激烈な戦争が凄惨な結末になるまで戦われ、科学者たちの出過ぎた行為はたしなめられました。従来の政治体制は廃止され、新体制は霊的指導者の手に委ねられました。彼は長い間忘れ去られていた霊的教義を全住民に知らせ教えたのです。
中略
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地球にやってきた逃亡者たちは戦争を終結させる方法を知りませんでした。彼らはやっと手に入れた自由に喜ぶあまりペレゴンの厳しい支配を進んで受け入れたのです。約3万年前に彼らの指揮の下に大陸移動を起こさせて大陸を作り、そこに大きな都市や居住地域を建設し非常に高い文化を築きました。約1万年調和と平和が続きました。
ところが、イエザス(Jesas)というものがイシュウィッシュとして現れ、ペレゴンの恒星者を殺害し全ての同盟惑星の住民と種族に対する権力を強奪し、独り占めしたのです。20年後全住民がイエザスに反対して立ち上がりました。再び凄惨な戦争が地球を襲ったのです。
何十万という人間が大小さまざまな宇宙船に乗って逃亡しました彼らは地球を去ってベータケンタウルスへ移住しました。この天体はあなた方にバーナード星として知られています。
わずか数百万人が地球に残りました。しかし地球では人間が築き上げたものはすべて破壊されたのです。残留者たちは地球の全面滅状態の中ですべての技術と文化的生活手段を奪われました。彼らは悪質で野蛮な環境の中で次第に無気力になり野性化していきました。
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7000年間は誰も地球に近づきませんでした。しかしその後、逃亡者の子孫が地球へ定住するために彼らの故郷を出発しました。
この出来事は地球年でいえば今から33000年前の事です。
帰還者の指揮者はアウトラントという名前のイシュウィッシュでした。彼はもう一人のイシュリッシ(注:女性のイシュウィッシュ)、カリヤティデと結婚しました。アトラントの指導でアトランティス大陸が完成し、人間の生活が可能になりました。一方同じころ、カリヤティデの指導の下に小アトランティスが作られました。。彼女の父ムーラスが小アトランティスに巨大都市ムーを建設しました。
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アトランティスとムーの二大都市を遠い距離を隔てて建設した理由は、人間は多くの戦争を経験して賢くなってきており。全住民が各都市で永続するために、それぞれ離れた都市で平和を築こうとしたからでした。 中略 18000年間平和が続きました。
その後再び若干の科学者が激しい権力に取りつかれてしまい支配権を奪おうとしました。しかし、今回は科学者は住民の戦争の記憶を記憶に入れなかったのです。科学者が攻撃を開始する前に住民が決起したのです。共犯者の助力で科学者たちは宇宙船を手に入れベータケンタウルスへ敗走してきました。これは15000年前の事件です。
2000年後邪悪な逃亡者たちは高度な技術を開発しました。彼らの子孫の大部分は地球の住民に深い憎悪を抱いていました。中略 こうして彼らは報復のために地球に向かう事になりました。彼らの唯一の願いは地球を征服する事でした。中略
彼らの最高指揮官はアラウスというイシュウィッシュであり、野蛮人という異名をとっていました。この事件は13000年前に起こったのです。数万年前のペレゴンのようにアラウスも200人の優秀な科学者を部下として持っていました。
彼らは地球を急襲して略奪し、殺戮し、国土は廃墟と化したのです。
彼らは主に気候が温和で良好な環境条件を有する北部の広大な領土を侵略しました。これはあなた方の伝説に極北地方(ギリシャ神話に登場する北方浄土)として描かれている土地です。そこには北方に広大に広がった土地であり、地軸の変化で地球が転覆する以前まで存在していました。そこは現在あなた方がフロリダと呼んでいる地方にあったのです。
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アラウスの息子アラウス二世は北部から出発し、あなた方がインド、パキスタン、ペルシャ等と呼んでいる地方に侵攻しました。その時、彼らはシュメール人を攻撃しました。中略 この民族は皮膚の色が黒ずんでいましたが、黒人ではなく、ヨーロッパ人に似ており、巨人であり、シリア種族を祖先に持っていました。このシリア種族はプレヤ太陽系からの逃亡者であり、33000年前に地球に定住した民族です。今日のインドアーリアン人という名称はアラウス二世の名前から由来しているのです。
アラウス二世は数百年後に極北地方から分離し(正確に言えば210年後)ムーとアガルタの住民と同盟を結びました。一方、アラウス一世は極北地方からむーと大アトランティスを制圧しようとしてこの両大陸に絶えず悪質な戦争を仕掛けて苦しめていました。
1502年間この戦争状態が続いていましたが、その間老衰したアラウス一世は憎悪に燃える邪悪な人間を間者としてアトランティスとムーの支配者階級の中へ潜入させ、長い間ひそかに支配階級の間に暴力と憎悪を煽り立たせ、ついにあらゆる陰謀を通してムーとアトランティスを崩壊させることに成功しました。わずかな生存者は奴隷にされました。
中略
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アラウス一世は、晩年にムーとアトランティスを破壊したのですが、その後彼の3番目の息子エハボン(Jehavon)に殺害されました。エハボンは憎悪に燃えた住民の統治を引き継ぐことになりました。彼は地球の三種族の住民と極北地方の住民をも自ら支配しました。
地球の三種族のうちの一番目の民族はアルムス(Arumus)という種族の子孫でした。アルムス種族は今日のアルメニア地方に定住していました。彼らはアルムスというイシュウィッシュの子孫です。アルムスと彼の種族は33000年前にプレヤ太陽系から移住してきてそこに定住したのです。
二番目の種族はアーリア人であり、エハボンの支配下にありました。このアーリア人は発達程度の低い無気力な土着民と交わったのです。それはシュメール人が追放された後の事でした。
三番目の種族はそのような定住者ではなかったのです。彼らは世界中を放浪するジプシーの一団でした、彼らはエハボンから密命を受けたスパイや操業妨害者と交接しました。このスパイと操業妨害者はジプシーと協力して至る所で攪乱を起こし、あらゆるものをどん欲に強奪し、絶えず殺人、放火、略奪を策謀したので彼らは「ヘブラーエル」と呼ばれました。
この呼称は私たちの祖先の祖語では「ヘブラオン」と呼ばれ、後に「ヘブロン」になりました。この名称は祖語を基にして付けられたツィゴイナア(ジプシー)、アプ・シャオム(浮きかす)、アオス・ウルフ(廃物)と同じ意味です。
現在のジプシーと呼ばれている民族は当時のヘブラオンとは全く無関係です。当時のヘブラオンたちは自分たちを神の長子とか選民とか宣言していました。彼らの子孫である現代のユダヤ人も同様にあえてそう主張しています。
事実ヘブラオンたちは正しく地球人のクズでした。彼らは全世界に絶えず不和と戦争を煽り、かつ拡大させていました。現在もこのやり方は続いています。平和が本当にやってくるのは、権力欲と殺人欲に取りつかれ、選民を名乗るヘブラオンの結束が完全に解体した時です。
エハボンの支配は約7000年前まで続きました。そして彼の一人息子エハブが陰険な手段で彼を殺害しました。息子は権力を独占しました。この事件は父の治世が3400年続いた後に起こったのです。
彼は3320年前まで臣民から絶えず血と復讐を求めました。その間彼は3人の息子を作りました。息子たちの名前は、それぞれ、アルスゼム、プター、サラムでした。
彼(エハブ)も父エハボンと同じように誇大妄想狂であり、臣民の前で自分は宇宙の創造者であると宣言し、自分をそのように崇拝せよと命じたのです。父エハブ同様、長子アルスゼムは権力を欲しがり、父の権力を引き継ぎたいと常に願っていました。そこでアルスゼムは父エハブを殺しました。そして彼は権力を独占しようとしました。ところが彼は権力奪取に失敗しました。彼の弟たちプターとサラムが彼に反抗し彼を追放しようとしました。なぜなら二人は長子アルスゼムの行っている数々の戦争、権力闘争、流血の惨事にうんざりしていたので、数十年前から人間らしい生き方をしようと努力していたからです。そして同志の支援の下に二人はアルスゼムと彼の部下7200人を制圧して外宇宙に追放したのです。しかしアルスゼムは密かに地球に戻ってきました。彼は自分の軍隊と一緒にエジプトにある立方体の建物に住み着いたのです。この建物は7万年前から誰にも使用されていませんでした。
彼らはピラミッドの下部の奥深い所に定住することになりました、そこには今日ギゼーのピラミッドと言われている場所の地下の奥深い所にあって、そこの空間と建物は邪悪な目的を画策する本部に改造されました。彼ら(注;通称ギゼーの宇宙人と呼ばれる)はその本部から長い間、彼らの地球制服計画を実現しようと血眼になっていました。しかし現在までまだ大きな成果はありません。
中略
アルスゼムの治世は3010年間続いた後、終わりを遂げました。ヘンという名前の謀反人が暴力によってアルスゼムから最高権力を奪ったのからです。ヘブラオンの住民は彼をエホバと呼びました。彼はまた「残酷な者」というあだ名をつけられました。
2080年後エホバは老衰のため退位しました。彼の後を引き継いだ彼の甥のカマゴル一世はギゼーの宇宙人を陰惨な方法で支配しました。
カマゴル一世は地球のすべての宗教を呪縛し、人間の生き血を求める恐るべき宗教儀式を作りました。この儀式の一部は今日でも残っています。彼の息子カマゴル二世は父を失脚させ権力を奪いました。彼は父を奥深い地下牢に幽閉し殺害させたのです。
中略 最後の長命者の一人としてカマゴル二世はほんの数日前に高齢で自然死を遂げました。彼は1976年12月27日この世界から去ったのです。
中略
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天の住人、極北地方人、プレヤ太陽系の移住者に関してはエハブの息子プター(次男)とサラム(三男)が一致協力して彼らを統治し続けました。彼らは立派な統治をおこない、平和を維持しました。しかし彼らは時折地球人の問題に干渉しました。プターは93年間支配した後、悪質で未知の病気にかかり数日後死去しました。そこで彼の弟サラム一人で統治を続けることになりました。サラムも高齢に達し衰弱してきたので、彼の息子プレヨスに支配権を譲りました。それは2040年前の事です。中略 父と同様にプレヨスも非常に賢明で慈悲深い統治者になりました。中略 彼は長い間、待望していた故郷惑星への帰還の準備を開始しました。この出来事はあなた方の現代の時間計算に従えば1944年前に起こりました。
その後、プレヨスの命令に従ってイマヌエル(イエスキリスト)が生まれました。
中略
アラウスの時代からエハブの時代まで協力者として働いていた人間が大勢いました。彼らは北部の諸国を臣従させたアラウスの子孫に支配されていました。このグループは16万人いましたが大アーリア人と呼ばれていました。彼らはアラウス一世の考えを弁護してエハブの支配から離脱し、北西から東へ進軍しました。彼らは、かつてアラウス二世が住民とともに入植し、シュメール人を追放した地方に侵入し略奪したのです。その間、小アーリア人は発達程度の低い土着民と交わり自分たちの祖先を忘れてしまったのです。その間、シュメール人の子孫も彼らの祖先の故郷へ帰ってきました。彼らは再びそこに定住しました。大アーリア人はカスピ海からアララト地方へ進軍し、混血民族の日干し煉瓦造りの都市を占領したのです。
それらの都市は、先に侵入した小アーリア人と再度帰還したシュメール人の子孫によって大いに繁栄していたのです。
大アーリア人の主な職業は商業と農業でした。商業と農業にかけてはシュメール人の子孫の方が一枚上手でした。大アーリア人の容貌や建築物は非常に均整がとれていました。また彼らは厳格な規律を守っていました。しかし、彼らは高度に発達したシュメール人の子孫に対して、ある程度の卑屈さを感じていました。シュメール人の子孫は土着民より霊的にも世俗的にも優れていました。
この地域は大アーリア人に攻撃され征服されました。大アーリア人は多年各地を放浪し、遠い北部からやってきた技術を持たない民族です。
こうしてこの地域は新しい国家体制に支配され、人々の生活も変わっていきました。大アーリア人はエハブの手先によって技術をはく奪されて各地を放浪し遠い国に住み着いたのです。大アーリア人はは時がたつにつれて退化し、原住民と交わったために彼らの高度な知識と能力、更に自分の祖先の事も急速に忘却の彼方へ消し去ってしまいました。