間接パス指定
CSIDLに代わるWindowsVista以降から使用できる間接パス指定の方法です
/known:文字列の後にGUIDを指定します。この値は検索サイトでKNOWNFOLDERIDを調べればわかります。
例:(スタートアップフォルダを意味する)/known:{B97D20BB-F46A-4C97-BA10-5E3608430854}
レジストリの内容による指定
例: /reg:HKEY_CURRENT_USER\Identities\\Software\Microsoft\Outlook Express\\Store Root
(OutlookExpressのメールの保存先)
/reg:の設定で
\\が続いている部分はその中にキーがあること意味します。加えてそのキーは同じ階層に1つしかないことを想定しています。2つ以上あると最初に見つかったキーになります。
例3の最後のStore Rootは、キー値ではなく左側にある一つ前のキー(例では\\となっているので不定)にある文字列です。
注意:
/known:か/CSIDL: または、/vol: を使用したときに環境変数と組み合わせた間接パス指定が可能です。
間接パスを指定するときも、設定する際に必ずそのドライブがアクセス可能になっている必要があります。
/vol: ではAドライブ またはBドライブにあるボリュームラベルを指定できません。
/as_is 識別子はそれ以降にある文字列をそのまま出力することを意味します。