スピーチエンジン(発声機能)のセットアップ
ボキャブラ検索( 画像検索を利用した単語帳ソフト )ユーザーガイド
Microsoft Speech Platform 11(無料)をダウンロードしてセットアップしてください。ボキャブラ検索は32bitアプリケーションですので64bit版Windowsでも32bit版のみインストールすれば利用可能になるはずです。
加えて、各言語のランタイムファイルをインストールしてください。
(リンク先は後で変更される可能性を考慮し、検索結果画面になります。一番最初に表示された検索結果からダウンロードしてください。検索結果のリンク先アドレスがmicrosoft.comである事を確認すれば、まず間違いないでしょう。)
ちなみに日本語のランタイムファイルはMSSpeech_TTS_ja-JP_Haruka.msiです。ちなみに、MSSpeech_SR_ja-JP_TELE.msiは音声認識用ですので利用しません。TTSと付くファイルが発声用のファイルのようです。英語用はTTS_en-と付くファイルです。
発声の設定
あらかじめ問題を作り(プルダウンメニューの編集->問題文を作成を選択)、その後、問題の出題コマンド(プルダウンメニューの問題->開始)を最初に選択した際に表れるダイアログボックスで行います。
発声のコントロール
出題コマンドで出題中に(タイトルバーに出題モードと表示される)、プロパティウィンドウ(デフォルトでは右側に表示)の「発声」と書かれた各項目の値を変えることによって、発声ピッチの変更や、出題時に発声させたり、させなかったり出来ます。
インストールされた各言語用音声合成ランタイムファイルが選択できないとき
OSのバージョンやスピーチエンジンのバージョンが違うと、うまく行かない場合があります。現時点(2016年1月)でWindows7/10とMicrosoft Speech Platform 11に自動対応させてありますが、これらがバージョンアップした場合うまく行かなくなる可能性があります。
その場合は、プルダウンメニューのその他->オプションを選択し、音声合成エンジンレジストリの項目内容を変えてください。
最初にレジストリエディターを立ち上げてください。
Windows10上やWindows7上でSpeech Platform 11より前のスピーチエンジンの場合は、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Speech\Voicesですが、Windows7上のSpeech Platform 11を使用する場合、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Speech Server\v11.0\Voicesとなります。これらのレジストリ項目付近に、インストールした各言語用ランタイムファイルが記載されたレジストリ項目があるはずです。例に挙げたの上記の2つのレジストリでは、Voices\Tokens以下にそれが存在します。