味の素の「ほんだし」はスーパーでいつも大安売りされているダシだが、原材料の大半が海外で特に問題とされているグルタミン酸ソーダ(パッケージにはたいがい「アミノ酸等」と記述されている)である。神経毒の一種だそうだが、実際のところどうかわからない。しかし、あらゆるところで問題視され、かつ化学調味料を使っていないというキャッチコピーの商品が増えていることから出来るだけ使いたくないという意識が働く。
また化学調味料を使ったコンソメなどの風味調味料は味が濃すぎる。原材料を見ると塩が大半であり(原材料名で最初に記述されているものほどその含有量が多い)、単なる塩のために高い金を払っているのは馬鹿らしくなってくる。
(残念ながら、このミルサーではコンソメなどの欧風だしは製法が乾物を使わないので生成することはできない)
そこで化学調味料を使ってないダシをこれまで買っていたのだが、これまた余計な成分が入っている。乳糖とかデキストリンが入っているのだ。「おいしいだし」は以前私も使っていた何の料理でも使える万能だしだが、値段が高くまた味が薄い。例えばこれを使ったスープを味噌汁のお椀一つの量分作るとなると、小さじ2杯ぐらいないと薄いと感じる。それで原材料を見ると最初に記述されているのがデキストリンだ。これはもちろんダシの主成分では決して無い。
要するに加工食品にして大量流通することを考慮すると、一定した品質維持のために余計なものを入れてしまうのだろう。これはダシに限ったことはなくあらゆる加工食品に言えることだ。
そこで化学調味料やその他余計な成分が入っていない、作るのが楽な粉末ダシを自分で作ってしまおう思って買ったのがこの電動ミルだ。
続きを読む »