LTCustomizer21 for AutoCAD LTサンプルアプリケーション説明
以下のサンプルアプリケーションは、LTCustomizer21の使い方を理解するために作られたサンプルアプリケーションです。
LTCustomizer21のアーカイブファイルの中に全ソースコードが入っています。
Line Drawing Demo(VB2010)
このサンプルアプリケーションは、各種の関数の描画スピードを実感するために用意した非常に単純なプログラムです。一番左側のボタンが一番描画速度が遅く、一番右側のボタンが一番描画が高速な関数を使用しています。高速な関数を使用している部分は描画する量を大幅に多くしてありますが、ほぼ1秒程度で描画が完了するはずです
Calculator Broker(VB2010)
これは、LTCustomizer21を使用すれば、AutoCAD/LTで独自のコマンドを定義できる例を示したものです。このプログラムを起動する前にAutoCAD
LTを起動してください。その後にAutoCAD LTのコマンドライン上で例えば、
#1+1=#
と入力してください。少し時間が経つと#1+1=#の部分がなくなり、2が表示されます。calculator
brokerが1+1の計算結果を送出したのです。
このプログラムは、Windows7に付属の電卓を利用しています(Windows7以外のOSはうまくいかない可能性大)。calculator
broker自体は計算を行いません。単にクリップボードを通して電卓に計算をさせ、その答えを取得してAutoCAD
LT上にその答えを送出しているだけです。具体的な計算式の詳細は電卓のヘルプを見てください。(ショートカットキーの説明部分を見れば良い)
このような応用ができると言うことは、各種のスクリプト言語やプログラム言語をAutoCAD/LT上で実行することができることを意味します。
LTCustomizer21テストアプリケーション(VB2010,VC++6.0)
LTCustomizer21開発の際に使用したテストアプリケーションです。このプログラムのソースコードを見れば、基本的な関数の使い方が分かると思います。
Command Line Watcher(VB2010)
リアルタイムにAutoCAD/LTのコマンドラインを見て表示するサンプルです。
「監視するコマンドライン履歴文字列」、「監視するコマンドライン文字列」に文字列を入れて、その横にある「追加」ボタンを押すと、設定した文字列だけ監視するようになります。この文字列はいくつでも設定でき、「クリア」ボタンを押すことで、起動時と同じ状態になり、全ての文字列を監視するようになります。