LTCustomizer21 使用方法 LTCustomizer21 for AutoCAD LT リファレンスマニュアル

LTCustomizer21はActiveXコントロールまたはC/C++のDLLとして利用できます。

ActiveXコントロールとして使用する場合、最初にLTCustomizer21を登録する必要があります。

LTCustomizer21をActiveXコントロールとして使用する場合、WindowsのレジストリにLTCustomizer21を登録する必要があります。

やり方は(一例):

1:キーボードからWindowsキー + Rを押して、「ファイルを指定して実行ウィンドウ」を起動します

2:cmd.exe(リターン)を入力。(コマンドラインプロンプトを起動します)

3:コマンドラインプロンプト内でLTC21.DLLのあるディレクトリに移動します。以下はC:\windowsにLTC21.DLLがある場合の例

例:cd c:\windows( リターン)

4:次に以下のコマンドを実行

regsvr32 ltc21.dll(リターン)

成功すると成功した旨のメッセージが表示されます。

 

Visual Basic(2010以降)の場合、(ActiveXコントロールとして使用する場合)

既存プロジェクトを開くか新規に作成します。その後フォームのデザインを表示中に左側にツールボックスが出てきますが、その一番下に「全般」という部分があり、そこにLTC21.dllをエクスプローラなどからドラッグアンドドロップします。

最後に、フォームウィンドウにツールボックス内のLTCustomizer21のアイコンをドラッグアンドドロップします。

Visual Basic for Application の場合、(ActiveXコントロールとして使用する場合)

Visual Basicエディターを起動し、プルダウンメニューの「ツール」=>「参照設定」を選択し、「LTC21 1.0 type library」にチェックをいれ、OKボタンを押します。その後
Dim ltc As New LTCustomizer21
と宣言して使用します。(ltcは任意のオブジェクト名)

VisualC++(2010以降) の場合(C/C++のDLLとして使用する場合)

ソリューションエクスプローラのプロジェクト名をクリックしてそのプロパティを開き、出現したウィンドウの左側のツリーウィンドウ内の「構成プロパティ」->「リンカー」->「入力」とクリックした後、「追加の依存ファイル」にLTC21.LIBを入れてください。加えて区切り文字に;(セミコロン)を入れてください。

なお、LTC21.DLLにパスが通っていないとビルドに成功しても実行は出来ません。