ブッシズムの国も敬愛なる将軍様の国とあまり変わらず、雑食の国は今でも各国に謝ろうとはしない
(2003年前半を振り返って)

新型肺炎(SARS)はハクビシンが原因だと言う。(?)
中国ではこのような小動物を食べる習慣があるそうなので、「さすがゲテモノ食いの中国人だわ」と思ってしまった。以前あまりにもハトがうるさいので憤慨した筆者がアグネスチャンにハト食ってもらいたいと本気で思っていたことがあるのを思い出したが、ハトだけではなく何でも食う人たちなんだね。
(香港ではハト料理はごく普通の料理で、アグネスいわく日本でハトを見たら「うまそう」と思ったそうだ)
以前日テレの番組で見たのだが、中国ではレストランでサソリの踊り食いを家族でするのが流行っていたようだ。凄すぎるね。実際に食ってる映像が流れているんだからヤラセではない(本当の事言うと今でも半信半疑なのだが,googleでサーチしたら、どうも本当らしい)。

こんなこと日本でもしするとしたら、出川君とか、かつてのたけし軍団のメンバーが罰ゲームでさせられる時ぐらいなもんだろう。

中国は多くの日本人にとって、深遠な知識や現象を多く秘めた神秘的な国(最近では日テレの番組の様にギャグにしているのも増えているようだが)という認識があるようだ。「魁!!男塾」と言う漫画で中国の秘術を解説したコマになると必ず「民明書房刊によると」という、いかにも本当っぽいような説明がなされていて、筆者は長い間本当のものだと本気で思っていた。

(後で嘘だとわかって大笑いしてしまったのだが。脱線するが、ちょんまげ先生がヤクザに秘書給与を支払わせていた事件は彼が男塾出身だから当然のことだ?!)

毛生え薬の101とかもあったよな。「超毛髪革命」(笑)を書いたハゲの日本人の著者も中国の〜〜省のお墨付きとか言っているし、神秘的な国、中国のお墨付きがあれば、どんなにいかがわしいもんでも万事OKになってしまう。実際は「ばっちい」事ばっかりやっている国なのにね。

北朝鮮は地球上で一番挑発的な国家になってしまった。ここまでくるとバカらしくてしょうがなくなる。核を仮に持っていてもあまりにもバカなので正直言って脅威と感じない。操作をしくじって自分たちの基地内で大爆発を起こすのではと思えるほどだ。臆病で虚勢を張り、彼らの外交官は幼いきかん坊だ。個人的には彼らが悪い事したらその都度取り締まっていれば、じきに崩壊するので、できるだけ思い出さないようにしている。不愉快になるだけだ。できるだけ彼らの事はテレビでも雑誌の記事でも見ないようにしている。マスコミは金総書記からたくさんのネタをもらったのだから感謝しなくっちゃね。やっぱりマスコミは拉致被害者を飯の種としか思っていなかったようだ。


阪神が首位を独走だ。しかし虎ファンである筆者はすぐに最下位になるのではという不安がいつでもある。去年を見てもそうだ。基本的に阪神ファンはそういう心理を持っている。仮に優勝しても関西の無駄遣いするおっさん達がカネを散財するだけで終わるだろう。筆者の親戚の一人は推計総額4000万以上JRAに支払ったと言う(無論競馬で)。先ごろ定年して、「後はお棺だけが待っている」と言ったそうだから大笑いだ。公務員で家庭を持たずに一軒家やマンションも買っていないので、まさしくJRAに大金払っただけの人生だ。パチンコ屋でアルバイトをしてそれで得たカネでパチンコをして金がなくなったと言う同級生がいた。「単にカネが還流しているだけじゃないか!」とその当時筆者が言ったが、こういう人たちが景気を上向かせる国民でないのは明らかだと思う。要するにがっちり貯め込んでいる人たちやカツカツの生活をしている主婦や家族を持っているサラリーマンが金を使わん限り景気は良くならない。それは同じ虎ファンである日銀総裁もそう思っているだろう。もちろん、主婦やサラリーマンの懐具合がこれから良くなるなんて全然考えられない。

前のコラムでも紹介したヴェルナー氏と、日銀に在職していた石井正幸氏の対談の本は非常にわかりやすい。ヴェルナー氏も中央銀行の(独立性の高さの)弊害を述べているので、基本的な見解はジョンコールマン氏と同じだ。イングランド銀行やアメリカFRBの設立経緯も戦費を国民から見えないところで収奪するためと言う視点も同じだ。ドイツのブンデスバンクはそうではなかったと言う。ブンデスバンク以前のドイツの中央銀行はやりたい放題やっていた(ハイパーインフレも中央銀行の仕業と言う)のでヒトラーが独立性を排除してから、政府の執行機関程度になった。今はドイツはEUの一加盟国となり、ブンデスバンクの主な役割は欧州中央銀行に取って代わられ、また独立性の高い中央銀行が支配する構図になったと言う。


アメリカの学校(多分小中学校なんだろうけど)では、授業が始まる前、生徒にアメリカ大統領に対して忠誠を誓うお祈りをしているのだと言う。まさに敬愛なる将軍様のお国と同じだね。加えて大手マスコミも完全に政府のコントロール下にあるといっても過言ではない状態だし。ブッシュが頓珍漢なことを言っても、そばにいる聴衆は言っている内容なんて関係なく「おぉおおおおお!」と歓喜の拍手。B級お笑い映画を地で行っているね。Stupid White Men(邦題:アホでマヌケなアメリカ白人)の作者が自由な発言できるから、まだ少しは将軍様のお国よりはマシかと思うが、本当に知られてはならない情報を持っているジョンコールマン氏などの本はインターネット通販以外は事実上発禁本扱いだそうだ。この点では中国、韓国も同様である。多分現在一般人が各国政府にとって秘密扱いにしなくてはならない情報でさえも容易に手に入れられる国と言ったら日本だけかもしれない。だからこそ、それ以外の国であるアメリカはブロッグなるインターネット上の日記に毛の生えたようなものが流行るのだろう。どこの国の人たちも内から出る真実への渇望はあると言うことだ。

筆者は前のコラムで述べたが何百錠以上の風邪薬を飲んだので、今でも体調がおかしい。筆者独特の症状であるが、風邪の初期に必ず味わう体のいたるところに発する鋭い痛みが今でも消えない。リウマチかと疑ったが、特定部分だけの痛みではなく、関節の痛みでもないからなあ。去年の9月終わりから最近まで近年まれに見る低温な日々が続いたので完璧に体を痛めてしまった。先ごろニュースで風邪薬で間質性肺炎になるという報道があったが、過ぎたるは及ばざるが如しと言うことか..筆者も専門家である医者にかかってみようと思うが、どうも信頼できないし、ろくな診断しないと今でも思っている。もちろん優れた医者はいるとは思うが、それを見分ける目がない。単に薬だけもらうためだけで医者の所へ行くなんてバカらしい。下手したら院内感染して別の病気に冒されるだろう。

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