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Fasie7 ver1.1リリース

  • ツールバーを追加。ツールバーで使えるエクスプローラの標準機能にはないコピー、移動、削除、ファイル検索(のみ)コマンドなどを追加。
  • タスク選択メニューを追加。
  • お気に入りメニューにアイコンを表示
  • お気に入りメニューの起動キーが修飾キー+1キーも指定可能になった。
  • 広告付きながら実質フリーソフトとして使用可能にした。他,細かい修正

Windows8も出てしまい、遅きに失したと思いますが、これはWindows7専用ソフトです。
今回機能強化としてツールバーとタスク選択メニューを追加しました。

ツールバーはエクスプローラのコマンドバーに事実上独自コマンドを設定できないためこしらえたもので、エクスプローラとの相対位置を常に維持します。ツールバーの数、ボタンのサイズ、並び、表示ボタンなどがカスタマイズ可能です。

 また今回実質フリーソフト化にするにあたり、フリーソフト版はツールバーにアマゾンの広告を載せました。そのため、ネット常時接続環境が必須となります。この機能を解除したい場合は作者に従来通り送金をお願いします。

タスク選択メニューは、丹下段平設計事務所でも書いたとおり、どうしてもWindows7のタスクバーが使いづらいから急遽こしらえたのですが、作るのは大した事がないだろうとタカをくくっていましたが、結構面倒でしたね。
 当初、最前面にあるウィンドウを親としてメニューを出そうと思っていたのですが、それができないウィンドウが結構あったので、Fasie7の隠れたウィンドウをメニュー表示の時だけ表示させ、それを親にしてタスク選択メニューを表示させてます。ですので、メニューの面積が小さいと、Fasie7の隠れていた小さなウィンドウが見える時があります。

キー設定も可能で、ALT+TABを割り当て可能です。 メニューなのでいったん起動すれば手を離しても表示は消えません。デフォルトの動作のように、目的のタスクを選択するまでALTを押し続けるというストレスから解放されます(笑)。

 またWindows7のタスクバーのようにアプリごとにタスクをまとめることができます。デフォルトではエクスプローラが最初に出るようにしてあります。

 タスクバーを作る上で、メニューにアイコンが載るのは必須だろうと思い、サンプルコードをWebから探したのですが、昔からある従来型のやりかただと、フック関数の複数メッセージに対応するコードを書かなくてはならず、かつ、サンプルコードを動かすと昔のWindowsのようでかっこわるいと思っていたところ、別の方法があるのを知ってそれを利用しました。(アイコンの色がおかしくなる問題点があるのですが)

そのコードにしても、ツールバーの広告を載せるにしても、ツールバーで使用している最新のWindowsのコピーエンジンを使用するにも、結局はCOM(Component Object Model)がないと記述できないのが大変だったですね。

 Windowsはインタプリタ言語以外は基本的にCOMでしか機能拡張していなようです。しかもダイアログを実装するためにNWCLというクラスライブラリまで自作したのですから。
 BattenXより遙かに複雑で難易度が高くて作成に時間のかかったソフトです。しかし、BattenXの方が遙かに売れている(涙)。

実際に全体動作した感想は、えらい苦労した割には大したこと無いなと思ってしまいます(笑)。タスク選択メニューなんてどんだけ苦労したか。ツールバーとの絡みで完成までのハードルが高くなってしまった。このツールバーの挙動も本当に苦労しました。まだ完璧とは言えないのですが。

IEでダウンロードしたら、ダウンロード数が少ないから実行しないようにIEが強制してきますが、一番最初はダウンロード数はゼロなのは当然です。署名無しソフトはますます怪しいソフトというイメージが定着してしまいます。一応Microsoftのセキュリティソフトでウィルスチェックは行っています。

(タスク選択メニュー例。基本的にフォルダ選択メニューも同じような外観)