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Windows10対応について

一応Windows10がリリースされましたが、私が使用したところ、相当荒削りな部分があり、個人ユーザならいいとしても、企業内で使うには問題があるように思われます。特に新ブラウザEdgeは半完成品であり、自社製品であるVisualStudioのダウンロードさえも出来ない有様です。ですので他社製品か、IEを使うのが無難です。
もちろんEdgeだけではなく、他にも問題があります。

私が配布しているソフトウェアに関してWindows10上で現時点で言えることは

1:LTCustomizer21はActiveXとして利用できない
(追記:VisualStudio2015でコンパイルし直して利用できる可能性は高い)
2:BattenX,X Button Makerは問題なく動作しますが、マウスジェスチャーが効かないソフトが多くなっている

1はWebブラウザだけではなく、デスクトップアプリケーションでもWindows10がActiveX使用を制限しているためと私は見ています。adobe FlashなどもActiveXコントロールですが有名なものや、自社のコントロールは例外なのでしょう。
具体的にはLTCustomizer21をActiveXとして登録するには以下の操作がコマンドライン上で必要です。

regsvr32 LTC21.dll

これを何度も実行しても必ず失敗するのです。コマンドライン(cmd.exe)を管理者モードにしても同様です。
試しにVisualStudio2013で新規にActiveXコントロールを作成しても同様でした。このテストはVisualStudioのウィザードを利用しただけのコード生成です。
(追記:
Windows10SDKが同梱されているVisualStudio2015でウィザードで作成しただけのActiveXコントロールを登録できました。
と言うことは、ソースコードを再コンパイルすればWindows10でもActiveXをサポートできる可能性がかなり高くなりました。)

2は主にユニバーサルアプリについていえることです。ユニバーサルアプリ上ではマウスメッセージを捕捉する事が出来ないのでしょう。SPY++などでは見ていないので詳細は不明ですが、一方でエクスプローラやメモ帳など従来型のデスクトップアプリケーションは問題ありません。

設定ダイアログでアプリ専用定義を行うとき、ユニバーサルアプリ専用の定義を行いたい場合は、実行ファイル名、フォーカスウィンドウ名が同じになってしまいますので、アプリケーションタイトル名で登録してください。
 WebブラウザEdgeでは、タイトル名を拾えないので、下のリストボックスから “- Microsoft Edge”を選択するか、直接この文字列を入力してください。仮に登録できても、、最初に説明したとおり、ユニバーサルアプリはマウスジェスチャーが効かないのでキーの定義しか実質できません。

結論としてはWindows10は窮地に陥っているMicrosoftが焦って急ごしらえで作られたOSにみえますので、従来以上に安定するには時間がかかるように思います。加えて私のアプリケーションは昔からあるAPIを利用しているので、サポート外になっていく可能性があるので特にLTCustomizer21は、Windows10に正式に対応したとは公式にはずっと言えない可能性があります。したがってLTCustomzier21はWindows7のみ対応と見てください。(Windows8は論外)
(追記:これはVisualStudio2015で再コンパイルすることにより対応が出来る可能性が高くなりました。)

BattenX、X Button Maker(ver3.0以上)はWindows10に対応しています。
BattenXの最新版は掲示板などで述べましたが、当分は正規ユーザのみメールで送付する形での提供になります。
正規ユーザを示す 登録名、emailアドレス、パスワードをメールで提示してBattenX最新版希望という(意味の)タイトルで、メールを送信してください。