サイト内検索

カテゴリー

最近のレビュー

リンク

なつはぜ広告について

このサイトは投稿者が勝手にレビューしているアフィリエイトサイトです。不定期に更新しています。

個人情報の取り扱いについてはここをクリックしてください

SR-MZ051-W IHでない省電力の炊飯器

自宅の炊飯ジャーの釜が長期使用のため剥げたところが目立ってきた。釜だけ買い換えようと思って調べたら1万以上もする。1万なら新品も買える。それで買ったのがこの3合炊きの「IHでない」、炊飯器だ。3合で十分だろう、ほとんどの家庭では。
かなりコンパクトだ。以下の5合炊き炊飯ジャーとの比較写真参照

既に使っているが、炊きあがりはIHと遜色なし。今まで使っていたIH式と比べても、もっちりしている。水の量が少なくてもそうなってしまう。そして省電力。ここがポイントだ。この商品はIHタイプでない、マイコン式(IHもマイコンを使っているのだが)で、マイコン式にしては消費電力が高い。それでもIH式の半分以下である500W以下だ。もっと安いタイプだと280Wというのもある。それでもおいしいというレビュワーがたくさんいる。
高出力タイプ イコール美味しいという刷り込みはメーカーの誘導だ。筆者は数十年前に使っていた今から見るとみすぼらしい東芝の炊飯ジャーでも驚くほど美味しいご飯を食べていた。釜も薄くて、消費電力も当然低い。

メーカーが盛んに宣伝している炊飯ジャーはIH式で、消費電力が1000W以上だ。多分1000Wを切るIH炊飯ジャーはないと思う。筆者が長年使っていた炊飯ジャー(上の写真の左側)も 1000W以上だ。これを毎日炊飯に40~50分も使用しているなら結構な電気料金になるはずだ。

それに炊飯の時間は朝が多いと思うが、この時間帯はいろいろ電気製品を一気に使う時間だろう。真夏や真冬はエアコンがフル回転し、ドライヤー、電子レンジ、トースター、コンロもIHならこれも一時的だが相当な電力を食う。電気料金削減のためにアンペア数を下げるには炊飯器の消費電力も無視できない。

(脱線するが、筆者は朝炊いて食べたご飯の残りは保温機能でずっと暖めない。すぐに保温を切り、夕食など食事をとる1時間前くらいに保温ボタンを押す。これで消費電力も削減でき、長時間保温したことによるご飯への悪影響もない。だから保温を自動ON/OFFする専用の予約機能もあってもいいと思う)

炊飯器もエアコンや車同様、経産省の省エネ規準が設けられているが、IH式は規準が緩い。どうみてもエコカーとは思えないアメ車がエコカー対象車で割引の対象になるのと同じように、電気製品の省エネ規準なんてものは、ほとんど格付け会社の嘘っぱちの格付けと同じだ。権威主義者のみだけ騙せる。消費者はカタログに書かれてある消費電力を見るべきなのだ。

はっきり言ってメーカーはオーバースペックの商品ばかり宣伝して本当に消費者の身の丈にあった商品を宣伝しない。このような考えだから、不況の波の時に大変な思いをするのだ。

今の核家族化、米食でない世帯の増加、一人暮らしの世帯が多い世の中では3合炊きタイプで十分だ。3人家族程度でも3合炊きタイプでまかなえるだろう。また使い勝手が悪いが2台買えば時々来る来客にも対応でき、同時炊飯でもIH式一台を使うより省電力だ。

今回買ったのはパナソニックのマイコン式の3合タイプの一番ランクの高いもので、玄米ご飯さえも作れる。だから消費電力が高めなのだ。釜も厚い方(3mm)であるが、今まで使っていたものよりは薄い。

3合炊きタイプの問題は釜が小さい事による使い勝手の悪さと、釜自体がIH式で使われているタイプに比べて劣っている点だ。とはいえ、IHで最初に使われた数年前の技術のお下がりをマイコン式にも投入されている。
この炊飯ジャーは外側が銅でコーティングして熱伝導を上げている。しかしこのコーティングは軽く銅メッキしただけのようなのですぐにはげ落ちるだろう。説明書にも使っているうちに落ちると書いてある。

今回はパナソニック製のものを購入したのだが、この会社の製品は筆者の経験では総じて故障しにくいから購入した。
写真にある今まで使っていたIH式炊飯器も同社(ナショナル)だが、釜だけは象印製だ。つまり、象印製のIH炊飯器を使っていたら数年で故障してしまったのだ。しかし、釜は問題ないので、お古になっていたナショナル製を引っ張り出して使っていたのだ。ナショナル製の釜は既にボロボロになっていた。ナショナル製の炊飯器で象印製の釜がたまたま使用できていたから今まで使っていたのだ。だから、ふつうの使い方をしているのなら、とっくの昔に買い換える必要があったのだ。

だから炊飯ジャーは釜の耐久性が問題なのだ。これはパナソニックに限ったことではない。釜の値段は最初に述べたように結構高い。今回購入したこの商品も調べたら5000円程度もする。

同社のマイコン式の下位モデルでは、釜で米をといではいけないと書いてある。しかし今回買ったこいつはOKだ。でも釜が小さいからやりづらいのだ。 それについ最近まで使っていた象印製の釜と比べると傷つきやすそうに見える。この象印製の釜は、当時の象印IH式炊飯ジャーの2番目に高価なモデルで使われた釜で、3年保証まで付いているタイプだから当然だろう。パナソニックもIH式の炊飯ジャーでは、釜の3年保証といううたい文句がホームページに書かれてある。

だから今回買った3合炊きの製品がこれから注目されれば、3年保証のタイプを投入するべきだと思う。そうなれば消費電力が上がってしまう可能性があると思うが。今回買った炊飯ジャーの釜は比較的耐久力がある方のようだが、使い勝手も悪いので手間がかかるが、米をとぐのはサラダボールでやることにした。

最後にこれは個人的なことだが、稼働中のIH製品に近づくと気持ち悪くなる。吐き気を催す。これは筆者の体がPCの長期間使用により、電磁波に過敏になっているからである。今回IH式にしなかったのはそのような理由もある。
無論電磁波に過敏でない人も稼働中のIH機器に近づいていたら何らかの悪影響を与えられているのは間違いない。メーカーや国が否定したとしても自分の感覚の方が真実だ。IH機器はAM放送局と同じような周波数の電磁波をまき散らしている。通常日本の家庭用電気製品は冷蔵庫や洗濯機、IHコンロ以外はほとんどアースをしないから更に多くの不要輻射を周囲にまき散らしている。

以下、他のマイコン式3合タイプ