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たつき諒「私が見た未来 完全版」:幻の“予言漫画”復刻!! 「本当の大災難は大谷翔平が31歳になった日にやって来る?!」

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上記タイトルは本のオビの文章を少し変えたものだ(笑)。この文章を書いている2023年後半あたりからYoutubeで2025年ネタばかりやたら目に付くようになった中で知った漫画であり、本屋で見かけたので久しぶりに漫画本を購入した。この完全版は既に発行されてから2年以上経過し、購入したものは第17刷だ。既にかなりの人が入手して読んでいるものと思われる。

作者はずっと記憶に残ってしまうほどの奇妙な夢を見、その後それが予言的性格を持つものと悟ってからノートにその予知夢を書き綴り、それを「私が見た未来」というタイトルの漫画として1999年発行後、漫画家を引退した。発行当時は現在とは違い全く注目されなかったようだが、その漫画の中に「大災害は2011年3月」と書いてあることが最近になって注目され、既に絶版したこの本が高値で取引され、メディアでも取り上げられ偽物まで現れると言う事態になり、今回増補した完全版を発行。


本の感想から言うと、何とも言えないと言うのが実感だ。
今の社会状況や地球の天変地異をみると、一般常識的観点からしても、「まあ、あり得る事だろう」ぐらいの感想しか持てない。

この完全版では、たつき氏の実際のメモが多くの載っているが、筆者の衰えた視力だと、虫眼鏡でやっとたつき氏の手書き文字が確認できたほど字が小さい。加えて字体がちょっと独特だから、字を大きくして見てもその文字をすぐに認識できなかったものがあった。しかし解像度はあるので、カラー写真には不向きな紙を使っていても文字が潰れてないのは幸いだった。これが1980年代以前の本なら文字が完全につぶれていただろう。

この本が示す一番の焦点は、2025年7月にフィリピン北東部海域に大規模な海底噴火が起こり、そのすさまじい威力により周囲の海域の海水が無くなり、香港から台湾フィリピンまでも地続きになるような夢だ(たつき氏のメモには「南海トラフどころではない」と書いてある)。それは当初、のちに現実化した東日本大震災の津波の映像だと認識していたのだが、後でたつき氏は考えを改め、それは2025年に起きる津波なのだと予測している。なぜなら、実際に起こった東日本大震災の津波より予知夢で見た津波の映像ははるかに大きいという認識だからだ。加えてその予知夢に出てきた人が半袖だったのも理由だ。
フィリピン周辺は言うまでもなく大地震が頻発している区域であり、環太平洋全体がそうだから特段驚くほどのものではなく、威力が前代未聞のものになるだろうと言う予測が懸念材料である。

たつき氏の予知夢は、見た時の日付が将来起こった実際の日付と同じなのが注目されている点でもあると思う。東日本大震災の場合は月指定だが、ダイアナ妃の死やフレディーマーキュリーの死は、予知夢の日付(月と日)と死亡の日付が同じだ。フィリピン沖の大噴火の予知夢を見た日は2021年7月5日 4:18AMだ。しかし、なぜそれが2025年に起こるのかは不明。書かれていない。

また、富士山噴火の予知夢も見たそうだが(見た日付は1991年8月20日。のちに2回噴火以降の富士山の夢を見た)、それは将来富士山噴火を意味するのではなく、「夢診断」を引用して世界恐慌やパンデミックを意味すると解釈している。私は、このたつき氏の解釈が全く理解できない。人の死に関して言えば日付まで当てた明確な予知夢だったのに天変地異は別。また、2025年の大災難の日付は月指定で日にちは指定していない。だから大谷翔平の31歳の誕生日にそれが起きるとは明言してはいないのだ。

霊感が働かない多くの一般人には、夏に地震や津波、噴火など大災害が起きるかもしれないと言うのを頭の片隅に入れておくぐらいしかできないだろう。また、既に対策をしている人もいる様で、家田祥子のYoutubeでは、2025年7月だけは長野に避難する人がいると言っている。つまり関東は津波で大部分破壊されてしまうと予想しているのだ。

たつき氏も他の予言者同様、たくさんの人が死ぬことを予測しているのではあるのだが、その後はその残った人たちが明るい人生があることも同様に予測している。これはこのブログエントリーの最後に示す、西洋占星術ソフトアストロロギアの座相診断結果でも同様の傾向を示している。しかし生き残るのは、政府にいるカネにまみれた国会議員や同じようなメンタリティを持った人間ではないようだが。

2025年は日本経済の浮沈40周年周期の節目の年でもある。しかし、これからは現在人々の心の中を大きく支配している拝金主義などの既存の価値観は崩壊して、経済の好不況が意味が無くなる時代になると個人的には見ている。たつき氏やその関係者は心の時代になると述べている。

2025年7月5日 4:18AM 34.63 135.0(兵庫県明石市)の座相
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Reading: (c)Astrologia, 1998. [rev.2000]
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金星と天王星が非常に強い合 (オーブ 0.29)
 進歩的な思想の持ち主で、社会的弱者のために尽くしたりする。芸術的分野に強い適性。奇矯な面もあるが、伝統的な美を踏まえつつ、新しい美を作り出してゆくことができる。恋愛は現代的で、ドライでクール。既婚者は離婚を考えやすい。大好きだった人を急に好きでなくなったり、異常な恋愛に熱中することも。萩尾望都。
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土星と海王星が非常に強い合 (オーブ 0.30)
 40年に1度くらいの割合で生じる世代的座相。不透明な制限という意味で、この合ができるときには社会秩序が混乱しやすい。しかし、気持ちを入れ替えて新規まき直しを図る、という意味もある。敗戦後の混乱期、およびバブル経済の破綻といわれた時期にこの合ができている。
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月と木星が非常に強いトライン (オーブ 0.87)
 柔軟で寛大な精神の持ち主。才能に恵まれ、全般的にツキがある。物の感じ方は鷹揚で品が良い。多感ゆえの脆さはなく、堂々とした貴婦人のごとし。芸術方面に適性。繊細というよりは、まろやかな性格。apie。
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海王星と冥王星が非常に強いセクスタイル (オーブ 0.88)
 信じられないような夢をもたらす世代。終戦直後の1940年代後半、および1960年代にもこの角度ができている。
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土星と冥王星が強いセクスタイル (オーブ 1.18)
 非常な堅実さを表す世代的座相。必ずしも強い暗示ではない。
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金星と土星が強いセクスタイル (オーブ 1.70)
 抑制のきいた控え目な性格。礼儀正しい。内面の美しさと外面の美しさが調和し、押しつけがましさがない。愛情は冷静。燃え上がるような激しい感情は持たないが、控え目な優しさと、永続する深く誠実な愛情を抱く。美に関する分野でも、堅実な向上が期待できる。ken。liisa。
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月と冥王星が強いスクェア (オーブ 1.75)
 極度に鋭い感性を持つが、情緒不安定。萩尾望都。
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土星と天王星が強いセクスタイル (オーブ 1.99)
 平均すると十数年に1度の割合で生じる世代的座相。制限と変革の調和。堅実な変革、例えば無血革命を暗示する。
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金星と海王星がセクスタイル (オーブ 2.00)
 幻想的な詩や音楽など、夢幻の美の世界に適性。美しいビジョンを持った平和主義者。精神的に調和がとれており、温情的。謎めいたところがあり、それが不思議な魅力となっている。リリカルな恋愛を好み、夢のような甘い話が大好き。恋愛運は良いが、ひそかな片想いで幸せを感じるとか物語の中の人物に恋をするといった場合も含まれる。ゲーテ。三島由紀夫(オーブ8)。
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天王星と海王星がセクスタイル (オーブ 2.29)
 平均すると半世紀に1度ほど生じる世代的座相。美しいビジョンにもとづく変革を表す。とくに意識の変革という意味がある。1967~68年生まれの人はこの世代に属する。
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金星と冥王星がトライン (オーブ 2.88)
 いつくしみ深い性格。献身的な愛を限りなくそそぐ。美に関する分野で極端な才能ないし素質を持つ。
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太陽と火星が弱いセクスタイル (オーブ 3.08)
 活力と情熱の調和。非常に精力的な人間を作る。内面はチャレンジ精神と闘志に燃え、外面的にも力強く活動する。手塚治虫。ken。kineg-涼。大島弓子。
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天王星と冥王星が弱いトライン (オーブ 3.17)
 信じられないような変革が成功する可能性を示す世代的座相。あまり強い意味はない。
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木星と海王星が弱いスクェア (オーブ 3.51)
 発展と夢幻のあいだの緊張。理想と現実のあいだにギャップが生じ、計画を見直さなければならなくなる世代。個人的意味は、空想の暴走。放恣な想像力を建設的な方向に生かせれば吉。
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木星と土星が弱いスクェア (オーブ 3.81)
 発展と抑制の衝突。社会の動きが混乱する世代。世代的な座相であるが、個人的な意味もかなり強い。この凶角を持つ人は非常に緊張感のある人生となる。
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月と水星がごく弱いスクェア (オーブ 4.18)
 神経質で移り気。情緒不安定。イライラしやすい。実際に感じることと表現することとのあいだにギャップがある。虚言癖、または、生まれ育った環境のせいで気持ちを素直に表現できない。行動にも気紛れで軽はずみな要素あり。知的好奇心は旺盛だが、飽きっぽく、物事を表面的にしか理解しない傾向あり。手塚治虫。kineg-湧。liisa。
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火星と木星がごく弱いセクスタイル (オーブ 4.30)
 非常に情熱的でチャレンジ精神旺盛。精力的に活動し、ぐんぐん伸びてゆく。mil。ken。
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追記:

このたつき氏の本で思い起こすのは、五島勉「ノストラダムスの大予言 スペシャル日本編」で、出てくる、当時予知夢らしき映像が見えることを告白する16歳の女の子だ。彼女の他にも同じようなビジョンが見える同じ世代の人がいるとも言い、五島氏はそれを聞いて「ヨエルだ…ヨエルの娘たちだ」と心の中でうめいたと言う(笑)今では50後半のおばさんになっているのだろうか?

この本によると、ヨエルとは旧約聖書の中の予言者の一人で、分量は少ないが終末時の予言だけをした人だという。

「おまえの若者たちは幻を見る。また、お前の息子・娘たちは予言をするようになる」

といい、ノストラダムスもヨエルに言及し

「かのヨエルは言った。その時若者たちが幻を見て予言をするようになると。それは実現する。そうした予言は高い能力を伝えるエスプリから生まれる。かのノンブルをもたらす天上の神と共に現れるだろう」(P.68)

…と。「ヨエルの娘たち」は、大地震が各地に起こり、高層ビルがボキボキ折れ大火災が起こり、テレビ局や官庁に戦車が集まり弾を打つビジョンを見たそうだが、はたして…