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ALINCO ウォーキングマシン 電動ウォーカー AFW3014:しっかりとした造り、自宅で好きな時に体力、健康維持

 

これは去年(2018)4月に買ったものだ。家にずっといる時は必ず使用している。
社会人になると、意識的に体を使う事を考えないと、ほとんど体が鈍ってしまうのは明らかだ。そのため大概の人は運動不足に陥りやすい。私は運動不足解消のために自転車等を漕いだりしているが、天候不順な冬場はほとんど使用できない。天気が良くても寒いうえに風も強い。そのため4か月くらいは体が鈍ってしまう。
それでどんな天候でもある程度は運動しておく必要性から購入した。
一日の運動はせいぜい20分の散歩程度でOKだと複数の専門家が述べているので、最低限の運動はこのウォーキングマシンで事足りる訳だ。

アルインコのウォーキングマシンは種類が多いが、買ったものは上から二番目のモデルだ。あまり安いとすぐに壊れるか、何かしらの不満が出てくる可能性を考慮してだ。
配送業者から送られてきたパッケージはかなりでかい。そして重い。しかし説明書に従えばそんなに組み立ては大変でない。

組み立てて早速動かし、歩いて見た。結構うるさい。電磁ノイズも相当出ていてAM/FMラジオはまず近くで聴取不可能。アース付き電源コードを用意した方がいいのではと思う程。
最初の速度は非常に遅いので、4km/h以上にした。5km/hだと相当速い。6km/hはもう前傾姿勢になって競歩をやってるようなもの。

最初のウォーキングが終わった後、左足の親指付近が痛み出した。裸足で歩いたのが祟ったのだ。説明書で靴を履いて歩くようにと言う注意を無視した結果だ。
勢い余ってやり始めると、必ずこういう痛い目に遭う。
この痛みはつい最近まで(4か月以上)続いた。普通に路上を歩いている分には問題ないのだが(痛い時もあったが)、このマシンの上で歩くと痛くなるのだ。長い期間、左足の親指に力を掛けずに歩くようにして痛みを軽減させていた。
最近の電気製品は取扱説明書にやってはいけない事が数多くずらっと書き並べてあるので、見るのが面倒くさく、加えて単にメーカーの訴訟対策のために細かく書いてあるんじゃないのかと思い、どうしても軽視してしまう。

去年の春から使い始めて明らかな効果があったのは、夏バテしなくなったこと、精力が上がった事だ。要するに、血の巡りが良くなったことによる効能だ。特に朝起きた時ズシンと体が重くて仕事も何もする気力がなくなる時が多々あったのだが、これが無くなったのは非常にありがたい。天気の悪い日もこのマシンを使う事で最低限の運動が確保できているためなのだろう。脳卒中などの血栓予防にもなると思われる。

私がいつも使っているメニューは、ノーマル(等速)モードで4.5km/h 20分だ。また傾斜角は最大角(2度)。冬場は体を温めるために就寝する直前に行っている。この設定を路上で行う事は多分実現できないだろう。なぜなら、交差点で曲がったり信号で止まる事があるからだ。4.5km/hは都会のサラリーマンが出勤時駅から出てきて足早に勤務地に向かう時のスピードぐらいだろう。これを20分ずっと休まず続ける事は少々きつい。

このマシンは稼働中、脈拍数が測れるが、以上の設定だと私の場合90程度だ、取扱説明書ではダイエットや心肺機能向上のために必要な脈拍は70歳以上を除いて100以上を必要としていると記載されている。だからこの数値はかなりきつめの数値だ。ゆっくりした速度でもいいから毎日継続した方が健康増進にはいいと思う。

その他注意点や不満点

1.数か月ごとに走行ベルト下にシリコンオイルを入れる必要がある。私はホームセンターで200円程度の物を購入した。スプレータイプの方がいい。以下参考商品

2.歩き始める前に安全キー(10円玉台のプラスチックの円形物にワイヤーがつけられたもの)を操作パネルのある位置に装着するのだが、私はこれをつけっぱなしにしているので必要性があるのかと思っている。緊急停止したいときにこのクリップをはずすそうだが。

3.既に説明したが、足を痛めないために靴を履くことは必須。特に速く歩くときは反発力のあるスポーツ用の靴ならベストだと思われる。普通の靴だと地面が硬いと感じるはず。小中学校で履くような下履きでは痛く感じるだろう。

4.このマシンは電源を落とすと設定情報をクリアしてしまい、記憶してくれない。つまり速度、時間、コース(ノーマル、脂肪燃焼、体力増進)を記憶してくれない。これは改善してもらいたい。私は電源スイッチ付きテーブルタップで電源をON/OFFしているが、本体の電源スイッチをOFFにしても設定はクリアされてしまう。

5.走行ベルトは実際に見ると薄い素材で、擦り切れそうに見えたから交換サービスはあるのかとメーカーに質問した。
回答は以下の通り

>歩行ベルトの耐久性ですが歩行ベルトの裏面にシリコンオイルを塗布するか否かによ
>って寿命が
>変わってきます。(毎日ご使用でしたら3~4カ月に1度  たまにしか使用しない場
>合でも半年に1回は
>塗布してください。〔25ml 大さじ1杯程度〕)おおよそ2年くらいが目安です
>
>費用ですが保証期間内であれば 無償です 期間外出あれば 歩行ベルト¥5000(税
>抜き)基本工賃¥6000(税抜き)
>かかります

つまり2年が寿命なのだ。あまりにもでかい商品なので自分で交換できるのかと聞いたが回答は来なかった。多分メーカーに持ち込む必要はあるのだろう。送料や手軽さの事を考えて、ユーザーが交換できる構造にしてほしかった。そうすれば工賃も削減でき、5000円程度で延命できる。

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